Mathilda's monologue

Kitchen Moviegoreの独り言

人間は赤ちゃんに戻るために成長する

 

4歳の三男の頭のなかが、こちら。

「お腹すいたー」

「スパイダーマンが観たい」

「ママ大好き」

 

つづいて、8歳次男の頭のなかが、こちら。

「ゲームやりたい」

「宿題やだな」

「ママ大好き」

 

さいごに、10歳長男の頭のなかが、こちら。

「サッカーが上手くなりたい」

「携帯ほしい」

「ママ大好き」

 

生まれて10年しか経ってない男たちの頭のなかは、せいぜいこんなもの。

それがこれからどのように成長するのかは、身も心も削って生み育てたわたしのダイナマイト級の楽しみでもあり、メガトン級の心配事でもある。

 

「自分とは何者なのか」

 

ということを考えはじめるのが思春期、青年期。

大学行って、それなりの仕事に就いて、結婚して、子どもを育てるなんていうレールに敷かれた道は歩きたくない!なんて、生意気なことを言えるような時代ではなくなっている。

できることなら敷かれたい。なんなら女の尻にも敷かれたいくらいだろう。

 

女も男と同じように、進路を考える頃には自分の将来を思い描く。

でも女は、将来をいくら予想したってほとんど明るくない。

 

・仕事で地位や権力を手にして、金銭的にも自立した有意義な独身

・学生からの付き合いの長い男と結婚して、子どもを産み育て、せっせと主婦力を磨きパートで家計を助けるパート主婦

・結婚もいちをしたし、子どもも一人は産んでみた、毎日子どもに「早くして!」と怒鳴りながら、自分のキャリアも諦めきれない兼業主婦

・とりあえず専業主婦でいられるくらい稼いでくれる男は捕まえたけど家にはほとんどいない、息子しか相手にしてくれないなんだか満たされない専業主婦。

 

と、わたしの周りには欲求不満がごろんごろんそこら辺に転がっている。

 

わたし自身も、全部経験して、その度にわたしとはなんぞや?ということを繰り返し自問自答してきた。

 

大抵の女たちは「置かれた場所で咲きなさい」というあの言葉を、考えるのを放棄した形で実践している。

 

稀に「このまままでいいのかな?」と考える女もいるけれど、一歩踏む出して生活を変えることよりも、現状維持を優先させる人が圧倒的に多い。

 

結局は何かひとつを我慢してでも続けることが美徳とする日本だし、ちょっと人と違う人生を選択すると簡単に「変わったひと」のレッテルが貼られる。

それは特に、子どもをもつ母親ならなおのこと。

 

守るべきものがある女は、立ち止まってもいけないし、人生を攻めることもできない。

でも、その大昔から受け継がれている母親像の仮面をかぶった女たちが一番自分を見失っていたりする。

母性愛とか良妻賢母とか、兼業主婦とか専業主婦とか、それは仮面を被ってるだけでその仮面を無理矢理にでもはぎたくて仕方ない女はたくさんいて、稀に道徳的にいけない形で発散されてたりする。

 

先日参加したライターのセミナーでは、「自分の強みを見つける」ことが重要だということで、ストレングスファインダーテストをやってきた。

一人一人の才能を特定することを目的としていて、質問に答えて、34項目の資質のうち自分の優先資質を見つけることで自分をしることができるというテストだ。

 

驚いたことに、参加したメンバーがおそらく30〜60歳。

 

みんなまだアイデンティティーを模索してる最中なんだなって、見かけは十分におじさんとおばさんなのに、気持ちは10代なの?的な人たちの集まりに思えて、変な気持ちになった。でっかい子どもきゃっきゃしながらテストを受けていた。

 

だって、アイデンティティーを確率しようとしてる本物のぴよぴよたちは、まさかこの先ずっと自分が自分探しをするなんて思ってないでしょう。

自分のお父さん、お母さんが、自分とは?なんて考えてるなんて想像もしてないでしょう。

 

でもね、そうでもない人たちがここに集まってる。

人生に迷える子羊ちゃん。ならぬ、おば羊ちゃんとおじ羊ちゃん。

 

日本ではこの2年でテストを受ける人が倍増しているらしく、自分探しは今やブームなのか、自分を見失う時代なのか、とにかく穏やかじゃない。

ちなみに、そのテストの質問文は英語が直訳されているから翻訳が下手なやつ。何を質問しているのかさっぱりわからない。

さっぱりわからないから自分でその質問を噛み砕いているうちに、次の質問に移ってしまうから難易度が高い。
 

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迷えるおば羊おじ羊

 

わたしの資質のTOP5

内省:考えることが好き。一人が好き。

最上思考:ベストであることが常。普通はいや。

調和性:人と同意点を見つける。争いを避ける。

原点思考:現在を理解するために、過去を振り返る。

親密性:好きな人とはより親密になりたがる。

 

説明し始めると、止まらないんだけどこのような結果が出た。

この5つの資質が同じになる確率は、日本に自分のほかに2人。

日本には同じ顔の人が3人いるのと同じ確率だ。

 

そんなわけで、そのセミナーでは「やっぱりね。こうゆうヤツだよわたしって」と再認識したわけなんだけど、この結果をどうわたしの未来に繋げればいいのかは原点思考のわたしにはわかるはずもなく、さらに最上志向のわたしはセミナーに満足するわけでもなく帰ってきた。

 

ただ、とても面白いことがわかったので書いておく。

 

あなたは、人間は成長によって変わると思いますか?

 

その答えは、No。

 

人は成長につれて本来の姿に近く、が正解!だそう。

ここについてはまたゆっくり考察していきたいと思う。

 

兎にも角にも、レールがあってろくに選択肢もない時代からすると考えられないような状況になっているわけで、ある意味結婚相手が決まっていて職業が決まっていた女たちからしたら、自分探しで悩むことも贅沢なことなのかもしれないと思えてくる。

 

でも、女に関しては選択肢が増えたことで自分で選択する責任が付きまとうわりに、選択するための情報が少ない。

 

主婦業と子育ては絶対に手は抜けない状況で、今度は自分自身のために生き方を選択しなさいって言われても、結局は選択肢が少なかったり、自分の理想とはかけ離れた選択をするしかなかったいたりする。

そうゆうのが、いや。

 

昔の女たちは、女を自立させるためにひたすら女を捨ててきた。

男に混ざって、男に負けないように、男に認めさせるために。

でも、今はそんなに単純なことでもなくなってきている。

 

さらに、時代が変わって子育て事情や主婦事情が変わってきていてまったく先代の女たちがモデルにならない。

むしろ先代の女たちは、

「自分の時代はこうだった」「あなたは恵まれていていいわね」と、まさかの裏切りを披露する場合がある。

 

これで国は産めよ、育てよ、でありますからお話になりません。

保育園が増えて、無償化になって、それは間違いなく国の功績ではあるんだけれど、あの時「日本死んじまえ!」と叫んだ母は今ごろ保育園に入れるよって言われても、ほえ?なんのこと?ってなるだろう。

苦しんだ女たちがいたから、国が動いたのは事実ではあるけれど。

 

今もアイデンティティーを確立するために悩んでいる女たちは、自分探しの旅をしていることを忘れないでほしい。

 

自分の赤ちゃんを抱きながら、本来の自分の姿を思い出してほしい。

 

 

*観ながらレビュー『あなたの番です』第11〜19話 〜秋元康に手の上で転がされた末〜

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菜奈ちゃん、会いたいよ

「これ、涙です。」

…涙って怖いものでしたっけ?

尾野さんが怖い。わたしの夫は犯人だと思ってます。

サスペンスは動機がある人を犯人だと思わせる、黒幕を隠しておくっていうのは基本なので、違います。

こんなにわかりやすい犯人はいない。

 

新しい入居者と前から入居してた若い男の見分けがつかない。

わたしもおばちゃんになった。泣く。

実はもう数年前から「今どきの子」の見分けがつかないし、若者の名前が覚えられない。

このITに詳しい若者は、痩せすぎ。頬がコケすぎ。

でも、かなり強力な協力者が現れた。理系は強いなぁ。

昔の サンスペンスは動機から探っていって、いかに犯人の心理を読んで行動も読んでっていう文系的な?人情的な方法で犯人を追い詰めていったのにね。

 

ずっと言いたかったんだけど、警察のコンビが好き。

 

木下さんが急速に怪しい感じになってるけど…シャーロックしてるんでしょ?

ゴミって面白そうだよね。確かにその人の生活が出るもんね。

見られるほうはたまったもんじゃないけどさ。

自分が関係ないなら、壮大な推理ゲームを解くのは楽しいよなーーー!

壁一面に写真とか新聞とか貼って、糸で繋げたーーーーーい!

 

で、田宮はどうした?関わりたくないけど、こっそり見ていたい。

社長もどうした?かっこいいんだけど。前からだけど。

 

ちょっとちょっと!小田切の部屋に高級チェアーがあるんだけどー!

さすがやな。医者。

この医者と不法滞在者たちは、お互いの罪を告白しあってるんだね。

 

で、医者は何でめんどくさいことに巻き込まれてるんだ?

イケメンは強いに決まってるんだぜ!強すぎだし、あんなチューチューする食事であんなに」強くなれるわけないからね。

こうゆう理工学系の大学院生で、合気道みたいなのがべらぼうに強いキャラの人間って、現実世界にいるのかな?

 

外国人ふたりのカップルがかわええケロ♡

 

それにしても、登場人物みんなぶっ飛んでるなぁ。

片桐の相棒ナースもキーマンなのかな。

ジムに入会したのもナースだったよね?何か関係あるのかな?

 

新しく入居した人も、大学で黒島ちゃんを見てるメガネくんも本能のまま生きすぎ。

 

ほらほらほら、やっぱり笑って死んでた。

おばあちゃんも満面の笑みだよ。

 

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で、ここからもうPCの手も止まったまま17話まで一気に見たんだけど。

翔太とAI菜奈ちゃんの会話を微笑ましく見守りながら。

 

火曜サスペンスというものがあってですね、それはもうサスペンスの中のサスペンスなのですよ。まさに、王道。

「あなたの番です」との共通はサンスペンスというところと、まさかの犯人ってところ。

 

でも、犯人を追うまでは全く違う。

 

火サスは出てくる人はほとんどがまともで、主要人物出払ってから、さぁこの中から犯人は誰か当ててねっていうサスペンス。

「あなたの番ですよ」は出てくる人ほとんどが怪しくて、次から次へと人物が登場してくる。

 

そうなるとですね、私の推理が停止してしまうんですよ。

後出しジャンケンしてるしてる感が、推理しようとする意欲を削がれるんだよ。

 

さらに動機がさ。

ストーカーしてるから盗聴器仕掛けたんだけど、交換殺人やってるっていうからさ仲間に入りたいなー!ってお思って、なんてね。

そう来られると、もうなんかさ…。

身も蓋もない。

 

ついていくのが大変なくらいの情報量で、話が進んでいくわりに何にもわかってない。

わからないうえに、翔太の回想シーン「会いたい」が、連続で見てるとまぁ頻繁に出てくるんだわ。

きっと1週間に1話だったらちょうど懐かしむ感じでしっとりするシーンなんだろうけど、翔太の菜奈アゲインがしつこい。

 

菜奈のパズルのひとかけらが、誕生月にちなんだヒントだってとこらへんから全くの思考が停止したよね。

 

犯人がサイコパスはつまらないんだよ。

殺人の3大理由は、

お金・愛・憎しみ。

どれかにして欲しい。お願い。

 

でね、こんなに変人が集まってるんだから、その変人たちのバックグラウンド的なものが知りたい。

ただの変人で終わってほしくない。特に、尾野さん。

 

木村多江の家族も息子以上に怖かったもんね、母。

両親ともおかしいから息子があんな感じになったのか、産まれながらのあの息子で両親がおかしくなったのか…。

 

それを言ったら、田中圭のバックグラウンドも知りたい。

田中圭というのか翔太というのか、どんな家庭環境で育ったんだろう。

基本、筋肉マッチョマンはポジティブではあるけどね。それだけじゃないよね?

 

火サスは2時間だから。

これだけ毎週菜奈ちゃんにウルウルして、毎週犯人らしき人が出てきて、AIは犯人を高確率で示すけど、毎週違う人を示す。

救われるのが、体当たりな翔太の捜査だよね。

とか言って、翔太が犯人だったってこともあり得そうだけど。

そしたらもう、私、秋元康嫌いになるけど。

秋元康に手の上で転がされて、最後手のひら返されて落ちる感じ。

 

怪しい3人を呼び出して、ホテルで待つ翔太とAIにいちゃん。

ドアを開けたら黒島ちゃんが!と思いきや、そのシーンは南が黒島ちゃんを訪ねたシーンで、黒島ちゃんはホテルに来ていなかった。

ホテルに来たのは、尾野さん。

が、その尾野さんにお礼を言って、翔太を羽交い締めにするAIにいちゃん。二階堂。

息止まってたよ、私。

 

そうきたか。

翔太の一番近くで犯人探しを手伝ってた、ぽっと出の二階堂ってか。

解せないのは、黒島ちゃんへの気持ちにも気がつかなかったやろうが、尾野さんを手玉に取れるか?っていうところが、解せぬ。

 

いよいよ、明日。最終回。

私が楽しみなのは、刑事さんの本領発揮姿だよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「働き方改革」で1億人が大活躍できる!まずはTシャツになればいい話

▽「働き方改革」は「生き方改革」

2019年4月 働き方改革関連法施行

「働く」というのは、「生きること」に直結する。

言わば「生き方改革」と言っても過言ではない。

 

歴史を振り返ってみると、日本には「享保の改革」「寛政の改革」「天保の改革」という、テストでは絶対に出ますよ的な改革があった。覚えてる?

 

この「働き方改革」は日本人の記憶に残る改革になるのだろうか?

日本人の「生き方」が変わる改革になるなら、それはもう大改革してほしい。

いつまでたってもアップデートしない日本には、もう嫌気がさしている。

「亭主関白」「年功序列」からはじまり、母親の育児負担とか、とにかく風習とか慣例とかが好きだからさ、日本は。変化には臆病なのだ。

 

でも、そろそろ「生き方」を変えなきゃいけない。

 

▽「働き方改革」で1億人が大活躍

「働き方改革」は労働力を上げるための改革。

働く人が少ない、働いていても効率が悪い、これらをどうにかするための改革だ。

目指すゴールは1億人が社会で大活躍すること。

ちょっと前に(2015年)女の人が活躍できるようにする法律ができて、今ごろ女の人は輝いてるはずだった。

 

日本は日本人が輝く社会を法律でどうにかしようとしている。

 

「働き方改革」では、

・辛い働き方はさせないように←過労死とかやめよう

・主婦は損しないで働けるように、いっぱい働いても控除が受けられるように←控除額引き上げ

・いろんな働き方が選べるように、選んでも差がないように←派遣とかパートとか…

・働く人を増やす=子ども産んでね

ということを言っている。

 

具体的には、

・残業、ハラスメントやめて

・最低賃金1,000円

・社員じゃなくてもキャリアアップ

 

などなど。

これで1億人が大活躍できる…らしい。

でも、ちょっと待ってよ。

これは最低限の労働環境の整備であって、その先にある1億人に活躍とは程遠いよ。

世の中はそんなレベルまで至ってないんだよ。

わたし個人でいえば、この法律が施行されたところで嬉しくもない。

 

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「働き方改革」は世の中が見えているのか?

 

:時給850円パート主婦

クリーニング屋さんは、パート時給850円の主婦が年中無休のお店を開けてるって知ってる?

9時から20時まで、お店は1人で交代で。

いつも人手が足りない。だって時給850円じゃ続かない。

控除が受けられる金額に抑えたいパートは、1円単位で計算しながらシフトを決める。

パート仲間が頑張ってるのを見て見ぬ振りできないから、忙しい時間帯だけ入る。2時間だけのためにお店に入る。

いよいよもう入れなくなったら、サービス。

 

仕事への責任感も、1店舗を管理する能力も、クレームを対応する能力も、チーム力も、一人でお店に立つ根性も、そして母親として子どもを育てている母親力も主婦力も備えている人が、こんな働き方をしているなんて、加藤大臣は知っているのだろうか。

 

そして、そんなパートの能力と人柄に甘えてるクリーニング屋の社員。

パートで40代、次の仕事に移るのもためらわれる…その状況さえ社員に味方にしてる。

この会社に「働き方改革」は極めて必要だとは思う。

 

また、控除が受けられる年収がひきあげられたことで、「働きたくても働けない」という状況が改善するかもしれない。

 

「主婦OK」「お小遣い」などという募集をみると、とても苛立つ。

もちろん、「主婦」もいろいろだ。

本当にお小遣い稼ぎでパートができればいい人。

子どもが頻繁に熱を出して、シフトがまったく読めずに肩身が狭い働き方をしている人。

そんな人は、「主婦OK」「お小遣い」で検索して応募すればいい。

仕事へのモチベーションもそこそこに、恵まれた職場で働けばいい。

そこはすでに改革されているのだろうから。

 

:正社員ワーキングママ

現在すでに正社員でパイオニア的に育休を取って、保活をして超難関保育園を確保して、にこれまた部署内初的に時短勤務をしている働くママは、もうすでに改革の恩恵はあるだろう。

 

兼業主婦の労働の問題は、どちらかというとメンタル的な問題の方が大きい。

簡単にいうと、自分がどこまで頑張れるか。

仕事が好きでなにを犠牲にしても続けたいか、子どもへの罪悪感との折り合い、というようなところである。

改革の恩恵でいえば、夫の会社の働き方改革によって夫がどこまで家庭に比重を置くようになるかの影響も大きいように思う。

 

この兼業主婦、ワーママにおいてはおじいちゃんやおばあちゃんが近くにいるかどうかの自分自身だけではどうにもならない部分も影響する。

 

その置かれた環境で、自分がどこまで仕事へのモチベーションを保ちながら家庭とも両立ができるか、踏ん張れるかは働き方改革もさることながら、ほとんどがママの性格次第な気もしなくもない。

 

このワーキングママは、極めて理性的で計画的な人が多い。高級住宅街に一軒家を建てて、子どもを私立に通わせる人も少なくない。

二馬力で家計を成り立たせているのか、そもそも一馬力でも充分に生活できるのか定かではないが、キャリアを積むことの重要性は子どもを産む前から認識しているようだ。

だから、子どもが保育園に入れれば仕事を辞める選択肢はほぼなくなる。

 

:フルタイムパート

で、問題なのは働く意欲があるのに、発揮できる場所がない主婦だ。

 

時給1,000円のパートは頑張っても時給が上がることは、ほぼない。パート、バイトでも任せられる内容で、その先は長く勤めて経験を積みパートリーダーになったところで頭打ちである。

自分のモチベーションが上がるようなパート、つまり仕事が好きか、仕事先がステータスになる、人間関係が良いなど、それぞれの理由が必要だ。もしくは理由を考えるほどパートに何かを期待はせずに、とにかくプライベートに影響しないなど、割り切って仕事ができる人が長く続くし、自分の仕事に満足できる。

 

フルタイムのパートを選ぶ女の人は、仕事への意欲がある。

でもキャリアが積めなかった、もしくは積める環境ではなかった人がこれにあたる。

 

ここに差し伸べる手はないのだろうか。

「主婦が起業!」というと、起業したことがすごいのか、主婦がすごいのか、とにかく「主婦」と「起業」が組み合わさってとてつもないエネルギーを感じるフレーズになる。

それは「主婦」にそれほどのエネルギーがあることをみんな知らないからだ。

いろんな女の人がいる。

「主婦」もいろいろなのだ。

 

その中でエネルギーのある人が活躍できないのは、改革しなければならない。

30代、40代って言ったら男なら働き盛りなのに、「主婦」は?

いい仕事するよ?

 

主婦が自分のやりたい仕事にチャレンジできる。しかも正社員で。

在宅と職場、どちらでも働きやすいように。

子どもを産む前の職種じゃなくてもいいよ。

キャリアを積める環境を。

 

でも、これって現実的じゃない。

会社にとったら、若いなら育てたい。若くないなら経験していてほしい。

若くなくて、経験なくて、どう扱えばいいのかわからない人を雇いたくない。

 

▽Instagramで生き方が学べるのか?

資格もなく、キャリアも中断した主婦がどこでエネルギーを発散するか…「韓ドラ」ですよ。

いやいや、ちょっとマジで。

 

そろそろ「家庭科」のほかに、

「男学」「女学」を教科として取り入れたらいい。

あ、ジェンダーレスの時代だから何か違う表現がいいとは思うけど。

 

「生き方」の授業をやらなければいけないんじゃないかと思うんだよ。

その中には「心理学」や「パートナーの見つけ方」とか、「専業、兼業主婦の現実」とかを情報として与えておいたほうがいいと思うのよ。若いうちに。

お金の話や家庭の話はナイーブなんだけど、あえて話さなきゃいけないと思うんだよね。

 

学生のうちは世間が狭いから、生き方のモデルとしては女の人なら「お母さん」になる。それでいいっていう時代はもう終わったよね。

亭主関白と専業主婦の両親という家族のロールモデルはもう古いし、無くさなきゃいけないもの。

 

情報はたくさんあるのに、何も見えてこない。

Instagramは見せるための育児の楽しみ、見せるための夫婦のひとこま、見せるための家族写真で、実際には何にも教えてくれない。

InstagramやTwitterは「いま」だから、将来は検索しないだろう。

女子高生が「主婦」のInstagramは覗かないって話ね。

 

▽Tシャツで働き方改革できた

「働き方改革」も「いま」に焦点が当てられてるけど、それでいいのかな?

底上げ期間はもう終わり。

日本がどんだけレベルが低い職場環境なのかはよくわかった。

 

そんななか、三井住友銀行のTシャツOKのニュースは一筋の光が差した瞬間だった。

通勤がTシャツOKになっただけで浮き足立つ不思議。

 

*観ながらレビュー『あなたの番です』第7〜10話 〜田中圭は第二のキムタクだった〜

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田中圭はいつでも田中圭

木村多江が怖い。

周りのママ友を見ていても、旦那さんのほうが強くて三歩下がってるような奥様は強い。周りが自分のことを可哀想だと思ってるかもしれない、っていうことを気にしない人は強い。毒を吐かない女は強い。

 

人は仮面を被るけど、被るときは弱いときだと思うの。

被らないでいられる人は強い人だけど、かぶり続けられる人ってもっと強いと思うんだよね。

 

で、多江の笑顔が怖い。多江は何かを隠してる…って言ってみたりして。

 

 

浮田さんが殺された。

「…あるよ。」のバーテンダーの印象が強いんだよね。かっこええの。

殺され方がトイレで絞殺っていうのがなんとも…殺人事件っぽい。

 

対して、袴田と細川のやりとりには不覚にも笑っちゃったよ。

殺そうとするほうも殺されようとしている方も、素人感が満載でね。

実際にこんな状況になったら、うまく殺したり、殺されたりできないのかもね。

火サスみたいなさ、あんなサラッとした殺人はないのかもしれないね。

 

とうとう翔太の大好きな菜奈ちゃんが事情聴取に呼ばれちゃったね。

翔太なのか田中圭なのか、この人って憎めないキャラだね。幹葉とのかなり際どいやりとりもギリギリのラインで保ってる感じが上級っぽい。接客業とはいえ、仕事だからなせる技ではないね。

 

それにしても、このドラマ収拾つくの?

翔太が推理をしはじめて、それらしくなってきたけど合ってるの?

ちょっともう1回ホワイトボード見せてよ!!!

 

よく笑わないでいられるな、安藤。

菜奈が全く見えてないな、小野さん。

「オラウータンタイム」ってもう少しいい言い方なかったのかね?

定例会が通常に戻って、新しいメンバーにもゲームのこと公にしちゃったしね。

 

誰が誰からどの情報を聞いて、っていうのが重要になってくるんだね!

全員が同じ内容の、同じ量の情報をもってるわけじゃないから。

情報を共有すことは仕事上ではすごく大切なんだけど、犯人捜しする上では駆け引きや取り引きは必要なんだね。そして「記憶」は何よりも武器になる。

 

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完全記憶捜査官!

海外ドラマ『アンフォゲッタブル』は完全記憶をもつ捜査官が、事件を解決していくドラマなんだけど面白いからオススメ。

 

そんなこんなしてるうちに、田中圭がブルっちゃた見たいよ。

かなり強引に家に押し入った!

多江!そんなものがバックに入ってるんだ!

で、なになになになにーーーーえーーーーー!!!!!

えーーーーー!!!アゲイン。ふたり、監禁されてた。

 

職場からの電話で菜奈が探しに行った先は…マンション内。地味に笑う。

足で猿ぐつわをとるプレイも、なんだかエロス。

でも、早苗さんが黒幕ではなさそう…。

引っ越しのときは荷物はダンボールに入れるけど、息子までダンボールに入れて運び入れちゃったんだって。心の風邪ではこんなことしないよ。

 

多江より小野さんのほうがマシ(監禁はしていない)なのかな。

翔太より菜奈のほうがまとも(耳たぶマッサージを断った)みたいだね。

 

あれだけ秘密主義だった菜奈も、翔太がいなくなってなりふり構ってられない感じだね。

ところで、片桐仁の部屋の額縁の女の人は誰なの?

 

悪いことはしたくないね。弱みを握られて脅されるなんて絶対嫌。

わたし、息子たちに教えようと思ってることがあるんだ。

「悪いことはしないこと。絶対に秘密になんてできないから。

自分だけは見てるから。」

…だっけな?

 

もう少しうまい言い方があるんだけど、忘れちゃったよ。

息子たちにはまだ理解できないだろうから、理解できるようになる頃までにわたしももう少しかっこよく言えるようにしておこうっと。

 

っていい話を語りたいんだけど、早苗さんが本領発揮してるしさ、田中圭はナイスキャッチしてるしさ。もう漫画の世界だね。

首切ったのも、精神的におかしくなってたから?無理だろ、できないよ…。

 

元気な入院患者がプロポーズって、おーーーーーーーーーーーーーーーーーーい!!!

主人公が死んじゃった。微笑みながら死んじゃった。

満足して?なにに?自殺?

 

木村拓哉はどんな役を演じても木村拓哉だけど、。田中圭もだな。

揺るがない、田中圭。翔太なのか田中圭なのか、田中圭。

田中圭と翔太を足して2で割って、翔太をひく、みたいな。

 

今後は田中圭がソロで頑張ります!!!乞うご期待です!!!

やっと反撃の意味がわかりましたような、反撃でいいのかわかりませんが。

 

 

 

 

*観ながらレビュー『あなたの番です』第4〜6話 〜17時の住民会に誰が出れるっていうんだ。〜

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「あなたが殺す番です」

菜奈と翔太のつまらない喧嘩が、つまらないどころか素晴らしいの。

 

翔太「菜奈ちゃんが元気ないから、元気出して欲しくて…方法間違っちゃった」

菜奈「靴下を反対に脱ぐことをやめてくれた方が元気になるよ」

翔太「あれ?できてなかった?」

奈菜「できてないから言ってるんじゃん」

翔太「あの長い長い登り坂を〜」

菜奈「都合悪くなったら夏色歌うのやめて」

 

ざっくりなセリフだけど、何この素晴らしい会話。

そこらへんのふう…わたしと夫の会話なら空気凍りついてるよ。

 

この翔太、実はわたしの夫に似ている。だから観てると妙に腹がたつ。

もちろん似ているのは、顔じゃない。

人の話をふざけてごまかして、荒波が立たないように丸く収めようとするところが似ているんだよ。

相手は奈菜ではないから、いくら夫が丸く収めようとふざけても丸く収まるどころか火に油を注ぐ形にはなるのだが。

 

翔太とジムの会員の距離感がわからない。

距離感でいったらダントツで勘違い女の幹葉もドン引きだし、201号室の3人の関係って家族じゃないいんだね?なんなの?だし、起こるべきして起きたのだなと思えるマンションの住人たちってことなんかな。

 

って、えーーーーーーーーーーーー!!!!!

びっくりドンキーも仰天の事実が発覚、奈菜とアニキが夫婦だった。

ほらね。だから言ったでしょ。怖いは余裕のある年上女って。

余裕じゃなくて仮面被ってるだけだったよ。

 

車椅子のおばあちゃんの天下で、息子の気の遣いようも尋常じゃないこの家族。

「おばあちゃん、おばあちゃん」言ってる人は誰?孫じゃないんだよね?

 

仮面をかぶり続けるとさ、自ら自分の誕生日を祝うようになっちゃうんだね。

死ぬときは…できればチェッカーズじゃないほうがいいな…なんて思ったりして。

どう死んだのか教えてくれないの?犯人だけわかればいい感じ?

そうか、そうか。手がかりとかそうゆうのはいらないよね。細かいことは気にしないってね。

…あーこれ絶対に後から「なんだよー」ってなるやつっぽい。伏線が回収しきれないやつ。

 

だってさ、翔太がどんな顔して買ったの?っていうような交換日記を、いとも簡単に年を理由に断っちゃえる?

「何も隠してない。信じて。」サラッと言っちゃったよ。とんでもない図太さだな。

で、何をどう着地させようとしたのか「すっごい気持ちいいセックスしよ!」って、おい田中。会話は繊細なのに、解決方法は投げやりだな。

 

袴田吉彦がなんとも言えない役回りで登場している。殺されるは、夫婦のコントに付き合わされるはで可哀想…が、美味しい。

 このドラマは、「交換殺人ができる条件下で起こる人間模様」に重心があるから、ほかはいろいろアレなんだけどアレなんだね。

「あなたの番です」という文字がぜんぶ同じ字な件とか。

「交換殺人」という条件がまずあり得ないフィクションだから登場人物たちに共感することができなくて、でもフィクションはその「あり得ないけどあり得そうなところ」を楽しむべきで…つまり、黒幕がいるんでしょうね。結局、犯人はひとり的なやつ。

 

それでですよ、住民会が17時からって誰が出れるの?平日でも土日でもその時間って忙しくない?

学童の保護者会とやらは月1で土曜日の13時から開かれるわけですよ。この時間けっこうキツイんですよ。

土曜日まる一日、保護者会のために予定がいれらないんですよ。

 

その保護者会の雰囲気とやらは、この住民会のそれにそっくりなわけ。

お父さんの参加率は極めて低いから、ほぼ女子会ならぬおばさん会なんだけどね。

見えない上下関係的なものがあるのはもちろんあるんだけど、ママ関係の上下関係ってすごく難しい。

子どもの年齢でまず、ママ歴がわかる。小学校1年生のママより6年のママの方が先輩となるわけだ。

そこに、ママの年齢の推測が入る。もうこれはかなり難易度が高い。小学校1年生のママで40代、小学校6年生ママで20代って20歳の幅があるなかで見た目だけで判断する。

子どもの年齢も、ママの年齢も自分より下だと思っても、実は中学校にお兄ちゃんやお姉ちゃんがいるっていう、っおぉーーーい!ってなる場合もある。

さらに。そこに役員のポジション的なやつも関係してくる。書記より副会長、会長より会長の奥さん、みたいな。

もちろんママの職業も。職業で判断されることってまだまだあるだなという印象。

とかいって、その上下関係に影響するのは、なんといっても性格が一番なんだけどね。

 

黒服の木下あかねとか、メンヘラチックな幹葉がうちの保護者会にきたら面白いな。

いや、めんどくさいけど。

どうでもいいことにこだわってめんどくさいことをずっと「それがうちのカラー!」と言わんばかりに、人間関係こじらせてまで続けようとしたりさ。

…あ、似てる人、いたわ。

 

つまり、その時間に集まれる人は時間を持て余しているわけだよ。 

任務を遂行する、もしくは俺が革命を起こす、みたいな覚悟をもって保護者会や住民会に参加しているひとはもうレボリューションしてもらって…。

時間つぶし的な人、つまりお茶菓子食べながら雑談しにくるのが目的な人はやめたほうがいい。

そのうち人狼ゲームやら交換殺人なんかに巻き込まれるかもしれないから。

*観ながらレビュー『あなたの番です』第1〜3話 〜自分が殺される番じゃなく、誰かを殺さなければいけない番〜

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原田知世×田中圭

今さら感満載だが、『あなたの番です』を観た。

Huluの邦画ドラマが賑わっているようだから、ついつい観てしまった。

 

実は2日前に『わたし旦那をシェアしてた』を第8話まで観たのだが、ストーリーのシリアスさと出てくる人物たちのテンションの軽さのギャップに、ついていくのが大変だった。

海外ドラマしか観ていないから(TVも観ない)、久しぶりに日本のドラマを観ると新鮮だ…し、疲れる。

日本のドラマと一括りにするのはガサツすぎるが、総じて日本のドラマはアニメ感が強い。アニメ感を強く出すようにつくられているんだろう。

「SEX AND THE CITY」「デスパレートな妻たち」なんかはコメディーちっくな要素もあるが、アニメちっくな訳ではない。

この違いは後で考察してみよう。

 

いやぁ…それにしても原田知世と田中圭のカップルは、今どきのカップルの象徴だ。わたしが最近書いた記事も「年上女性をデートに誘う」についての記事だった。

 

年上の、しかも一回り上の女性はマンション購入の頭金を出してくれる。おっちょこちょいの年下男性もイラつかずに見守ってくれる。年下男性との生活は遠足の前日のようにワクワクした気持ちがずっと続くようだと言ってくれる。

金銭的にも精神的にも頼りになる。

 

とんでもない住民会議に参加した後も、何もなかったと平然を装う。

管理人が殺されても取り乱すことなく、年下男性を仕事に送り出す。

とてつもなく不自然だ。頼りになりすぎる。

 

婚姻届を出すことに躊躇している会話があったが、綺麗事を順番に重ねるような会話で現実的ではない。年の差カップルの結婚で何よりもネックになるのは子どものことだが、その話題は出てこない。

そしてもうひとつになるネックは「お金」。ドラマの中でも年上女性の方が年収が高い設定となっていて、3万のコーヒーメーカーを菜奈が黙って購入したことで翔太が拗ねる。

拗ねるだけではなく解決案も、自分の気持ちもそのやり取りはパーフェクトだった。

「気を遣って買わないでほしいわけじゃなく、買っても割り勘で払えるくらいのものを買ってほしい」「バレないように気を遣ってほしい」「バレない嘘は優しさだから」…なるほど。

これだけ会話が成り立つ男女の話を、わたしの周りでは聞いたことがない。

 

さらに、翔太が夜の営みを菜奈に断られるシーン。

「満たされない欲求を食欲に代えるから、愛されてることを見てて!」とレタスにかぶりつき、それを愛おしそうに見ていた菜奈は手を広げて翔太を受け入れる。

ほほう。

翔太は年下で、「翔と呼んでください!」と会員にお願いして断られるという恥ずかしいテンションのヤツだけど、実はかなり大人なのかもしれない。

こんな気まずい場面でも、理性は保たれて余裕のある対応だ。スポーツトレーナーは性欲強そうなのに。スポーツで発散するのではなく、食べて発散するというパフォーマンスも見事に演出している。

 

年下男性×年上女性というカップルは、なんて建設的なんだろう。

が、実はお互いが殺したいと思っていたとしても驚きもしない。

そんな怖さがあるカップルに写る。そう見たいのだろうか。

 

出てくる住人出てくる住人、みんなが怪しくて個性的、そして嫌なヤツだし印象が悪い。謎。

どんな人でもミステリアスな人に写そうと思えば謎を持ってるように作れるし、奇妙な人に写そうと思うとそう見えるように作れるのだ。

案外現実の世界でも相手に対して見たいように見ているのかもしれない。

嫌いな人を良い人に見るのは難しいけど、変わった人や奇妙な人と面白がるように見ることはできるかもしれない。

 

住民たちはみんな好き勝手やってる。周りにどう思われようが関係ない。

ドラマだとドラマティックに生きられるけど、現実に好き勝手生きるとどれほどのデメリットがあるのだろう。そもそも好き勝手に生きられるのだろうか。

海外ドラマは現実とドラマでのギャップが、そうゆう意味で少ない。

外人はみんな自己主張が強い、というのはイメージとして根底にあるからだ。

 

502号室の車いすのおばあちゃんが一番の策士で、その世話をする嫁が一番見てて耐えられないくらい可哀想だし、もどかしい。

 

さて、3話を一気に観終わった。殺された人数は3人。なかなかのハイペース。

誰かを殺さなきゃいけない番という意味の「あなたの番です」なのはわかった。

だが、殺さなきゃいけない理由が弱い。切羽詰まる感じが薄れているのが残念だ。

 

それにしても原田知世は美しい…この髪型も素敵だ。

が、この髪型

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年上女性×年下男性


が似合うのは原田知世だからやめておこう。

 

海外ドラマ『ロック・アップスペイン女子刑務所』シーズン2がスタート!!!

第1話からレビューがとまってしまいました。

実は…第1話を観た後にあまり観る気にならなくて、t@ggedを観てしまってました。

へへへ。でも、海外ドラマに飢えてますので、観ないわけもなくて1ヶ月後くらいから第2話から再開したら、レビューも書く時間も惜しくて見続けてしまいました。

ってことで、今さらながらシーズン1のざっくりレビューをしたいと思います。

メッシもハマるくらいですから、確かに面白いんですよ。

 

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ロック・アップスペイン女子刑務所

 

 

そして、『ロック・アップスペイン女子刑務所』シーズン2は、

8・27スタート!!!…あと2日だよ!!!

シーズン1をネタバレなしで魅力を語ります。頑張ります!!!

 

 

『ロック・アップスペイン女子刑務所』シーズン1をレビュー!!!

チワワみたいなマカレナ(主人公)が女子刑務所で奮闘するシーズン1ですが、マカレナちゃん頑張りましたよ。

味方はお父さんとお兄さんです。お父さんは見かけによらずキレもので、お兄さんは見かけによらず頼りないのです。お兄さんが「パパーン!涙」と半泣きでお父さんにすがる姿は…情けないけど笑えます。そして、間違いなく一番肝が座っているのがお母さんでした。

 

女子刑務所でトップに君臨しているスレマと敵対してしまって、マカレナは事件に巻き込まれていきます。痛い目に何回も遭うんだけど、マカレナは屈しないんだよね。

媚を売ったりしない、ずる賢くもない、真っ向から立ち向かうチワワ…ならぬマカレナは強かった。

慌てふためいたりするんだけどね。その姿は間違いなくチワワなんだけどね。

 

そしてもうひとりマカレナの敵がいます。刑務所の医者。変態です。

刑務所の中で医者を味方にしておくと何かと都合がいいんだけどね。

この人ともシーズン1で決着?がつきます。

医者の社会的信用って大きいのです。

刑務所長も信用してるから医者の意見は尊重するしね。変態なのに。

 

看守のファビオも味方になりそうだったりならなかったり、揺れるんだよね。

観てるこっちでさえ、本当のマカレナは?とわからなくなります。

ファビオも私生活でいろいろあって、それが影響するのかなんなのか…ファビオは何歳設定なんだ?ダンディーです。

そんなダンディーなファビオといい感じになるのか、ならないのか、とありがちな展開になるのです。が、マカレナは守備範囲が広くて刑務所仲間ともいい感じになるのです。

 

で、忘れそうになるんだけどマカレナは無罪を主張してるからね。

冤罪を着せられて刑務所に入ってるんだから可哀想なんてもんじゃないですよ。

第1話ではこの話がメインに進んでいくのかと思ったんだけど、その話を忘れるくらい他のことがそれどころじゃない感じでした。

 

で、もちろんシーズン2に向かって驚くべき展開が用意されていました。

 

『ロック・アップスペイン女子刑務所』のおすすめポイント!!!

それは、舞台ですね。スペイン。

とにかくスペインというお国柄が面白いんです。

スパニーーーーシュ!!!

ほぼ刑務所のなかだからスペインらしい建築物とかお料理とかサッカーとか、かすりもしないんだけど、人間味がスペインなんです。やっぱりアメリカとは違うんだよね。

スペインの風がビュンビュン吹いています。

その風を痛いほど感じられるのが、『ロック・アップスペイン女子刑務所』です。

 

あーーー!楽しみ!!!

メッシはもう観ちゃってるのかなぁ?

海外ドラマってシーズンによって雰囲気とかガラッと変わるし、一気に面白くなくなっちゃったりするからなぁ…。

チワワはシーズン2でも頑張ってくれるよね!

 

 

Mの暴露…本!!!疑うべき人がいて。

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平成の歌姫浜崎あゆみの暴露本『M』。

こちらは令和の暴露したくなかったのに暴露されてしまった『M』。

どちらも深く傷を負ったことに変わりなく、時が経ってようやくあの時を振り返ることができる。

 

長い長い梅雨が明け本格的な夏日に入ったあの日、私は仕事の面接に来ていた。

オープニングスタッフを募集しているということで、まだ建設中ではあるものの面接に来て欲しいと言われパートとはいえパンツスーツで向かった。

面接場所の住所に着いたとき、まず違和感を覚えた。

私の面接はフィットネスジムの受付けだったのに、その住所は住宅街だったからだ。

しかし、住宅街とはいえその場所は工事中で車は6台ほど停められるスペースがあり、ジムだと言われても驚くようなこともない。実は、この場所まで夫に送ってきてもらい一緒に場所を確認したのだが、夫も「ここだね」とすんなり私を車から降ろした。

 

正面に入口がありノックをしても応答がなく、ドアも鍵がかかっているようだった。右手にもドアがありこちらは簡易で設置されたインターホンがあったので鳴らしてみたが応答がない。

ジムの連絡先に電話してみると、「あれ?なんでだろ?工事中なんで聞こえてないのかもしれないですね。左手に裏口があるからそちらから入ってみてください」と指示があり、電話を切り裏口に回った。

確かに左手に回ると裏口があった。が、やはり応答がないのでドアを開いた。

と同時に、ALSOKの警報が鳴り響いた。

 

私は工事してる人が倒れているのかなんなのか、心配になった。その日はとても暑い日だったから、私自身も汗だくだった。もちろん、ジャケットは脱いでいた。

連絡先に電話した。場所も裏口も工事中も合ってる。

「入ってみてください」

 

指示に従いドアを開ける。

そこにはキッチンがあった。ホワイトボードには「大好き♡」と」書かれてあった。

どうゆうことだろう…?事務所なのか?それにしても生活感があった。

…職場恋愛中?

と、そこへALSOKの車が見えた。

説明した方がいい。私は自ら車を追っていって、「ここですここです、私です!」なんていってかくかくしかじかこんな状況になってしまってすみませんと謝った。それで誤解が解けて解放されると思っていた。が、甘かった。

 

ALSOKはいろんなところに電話し始めて、私には「ここにいてください」と眼光鋭く言い放った。いやいや私面接に来ただけだからと心の中で思ったが、何かがおかしいという予感は…していなかったがここにきてやっと、何かがおかしいと思い始めた。 

連絡先に連絡すると、面接してくれるはずの社員は面接場所にすでにいて入口の前で立っているとのことだった。場所が違った。すぐさま住所を確認、ALSOKにも確認してもらったが住所と場所は合っていた。

なんなんだ。暑い。頭が回らないし、もう面接なんてどうでもよくなっていた。

 

そこへパトカーが1台到着。

事情を説明している最中に、さらにパトカーが1台。4人の警察に囲まれた。

免許証を出すように言われ、無線のようなもので照合を促していた。

これで私の名前は警察官に知れ渡った。

もう喉はカラカラだったが、その場から離れることは許されない。

特に張り切って見張ってるのはALSOKだ。すごく苛立った。その眼光に。

 

道ゆく人はみんな私を不審な目で見ていた。犬を連れたあいつ、何回ここを通るんだよと心の中でツッコミを入れた。パトカーにマーキングしようとしている犬もいた。

そこへ日焼けした作業着を着た厳つい男が2人とスーツの男が1人近づいてきた。自己紹介もなく、愛想もなく、眉間にしわを寄せながら近ずいてきて私を囲む警察に事情を聞いていた。

 

「面接場所、住所記載間違い、一般宅、住居侵入」

無線機で私の罪が報告される。

報告風に言ってるけど、私を単語で一発づつ突き刺している。グサッグサッと。

 

そしてここから私のすべてが暴露されることになる。

バックの中身をひとつひとつ出していくのだ。

財布、ハンカチ、ティッシュ、ハンドクリーム、歯ブラシセット、メイク道具、と女子力高めな品々はスルスルっと出して警官に渡し、メッシュのバックの中に吸い込まれていく。

女子ポーチとその中にはバファリン。意外にも薬はサラッと見ただけだった。

使い古したようなポーチじゃ恥ずかしいな…買い換えよとこの状況で恥じらった。

なぜか紛れ込んだ子どものおもちゃやシール。

そして履歴書。

 

そして、本が2冊。

余裕を持って面接場所に向かったから面接時間前に、その後迎えが来る前にと用意していた本である。

 

「オンナの値段」 鈴木涼美著 

「いい女の条件29」 小林悟著

 

何よりも見られたくなかった。

バックからひとつひとつ取り出し渡していく、警察に説明を求められて、警察が声に出して復唱する。なんであるかを。本のタイトルを。本をペラララとめくりながら。

 

本ていうのは、その本を選んだ人を限りなく現している。と、思っている。

パートの面接に来た、子どもがいるアラフォーがこの本から何を学ぼうとしているのか。

面接場所と間違えて一般宅に侵入し、ALSOKと警察に尋問されているこの女が、どこに向かおうとしているのか。

 

「し…資料です…」と言えばなんとなく許されるような気がしたから、言った。

 

手荷物検査?が終わって、ポケットもすべて裏返して、疑いが晴れた頃にはもう2時間経っていた。

途中でジムから連絡があり、「待ってますので何時頃になりますか?」と聞かれたが正直もう面接を受ける気力も体力も残っていなかった。

 

結局厳ついにいちゃんたちは刑事と鑑識だったらしい。

ドラマと違うじゃないか。

刑事からも警察からも解放され、残ったのはALSOKのおやじ。

なんと、「ご主人がこちらに向かっているので、1時間ほどお待ちください」と言いやがった。灼熱の太陽の下、さらに1時間、しかもこのおやじと。

 

本日3回目、泣きそうになった。しかしお騒がせ野郎である。罪悪感があった。私のミスで何人もの人を巻き込んでしまった。待つことにした。この豪邸に住むご主人様を。

その1時間の間に、またあの犬が散歩に来た。この暑いなか本日何回めの散歩かな?

今日1日を(正確には2.5時間)振り返っていた。

化粧も取れてるだろう、汗が流れた痕跡もあちこちにあるだろう、こんな格好であんな本を持ちながら、ご主人になんて言えばいいのか考えていた。

 

ふと、何も飲んでいないことに気がついて「自販機いっちゃ…」と言いかけたところに、おやじは「やめてください!!!」と被せて言い放った。

ダメですよね?っていう聞き方をしようとしていたのに。

 

1時間後、ポルシェが到着。ほえー。

ALSOKが意気揚々と説明しているのを離れたところから見てた。

説明な終わったようだ。すかさずALSOKに呼ばれ、謝罪した。ご主人…といってもわたしより若いような…は苦笑いで許してくれた。

ALSOK「ご自宅に入っていただいて、何か不審なことがあったら遠慮なく連絡所いてください!」キリッ!

 

何をいってるんだこの人。

まだ疑ってるんかよ。

私かれこれ3時間はいっときも離れずにこのおたくのALSOKしてる。

 心の中で泣き叫びながらも、とりあえず生存のためにオアシスを求めて去った。

 

この、人に疑われるという体験、自分のアホさ加減に少しの間立ち直れずにいた。

想像以上に傷ついて、ダメージを受けたのだ。

後日談もあるのだけれど、もう少し傷が癒えてからにしよう。

 

浜崎あゆみもこんな気持ちだったのだろうな…うん。うん。

Mの悲劇!!!

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さて、「令和」もすでに10日も過ぎたわけだけど、何か変化があったかと考えてみても驚くほど何も変化はない。順調に地球は回っているようだ。

あれほど騒がれた10連休も過去の話となってしまい、世間は次々と飛び込んでくるニュースに注目、「令和」も「10連休」もすでに懐かしい感が否めない。

ひと通り「10連休どうしてた?」の面倒なやり取りは済んだわけだ。

 

人混みが大嫌いだから連休となると人がいないところに行くんだけど、人がいないところに向かう途中…道中に一番の人混みに遭遇する。

今年は新大阪駅の新幹線乗り場でトイレを我慢して失神しそうになった。

トイレに並ぶ長蛇の列、トイレの入り口から壁沿いに50人(いるように見えた)並んでいるのを通り過ぎ、その後ろに並ぼうとしたら壁は曲がっていて途切れた人は最後尾なわけじゃなく、曲がり角を曲がってさらに50人(いるように見えた)並んでいたので絶望した。

ほかのトイレを探そうとしたけど、ない。一旦改札を出ようとしたけれど、先に子どもたちを連れてホームに並んでいる夫がまとめて切符を持っていたから改札も出られない。

脂汗がではじめる…そんな時、閃いた!

 

停車中の新幹線のトイレだ!!!

 

近くのエスカレーターを駆け上ったが、そこには新幹線が止まってない。

電光掲示板だけではホームに新幹線が止まっているかどうか判断できないのだよ。

ファック!線路跨いだホームに止まってるじゃんか。

そこで、エスカレーターを駆け下りて、隣のホームへまた駆け上った。

逃げる敵を追いかけるCIAかな、わたし…いやむしろ敵は自分のお尻の穴から出たり入ったりしてるんだけどね。なんてことを考えながら、意識をお尻に向けちゃダメだ!と再びCIAになりきって駆け上がった。

 

そこには新幹線が止まっていた。そのオアシスには「回送」と書いてあってドアは開いていた。

受け入れ態勢万全。

一緒にいた妹がドアのところに立ってくれるといい、『行け!行ってこい!』と背中を押す。

え?妹は?わたしだけいいの?なんて長女節発揮して乗り込むのを躊躇してるところに車掌さんが通りかかった。

車掌『どうしましたか?忘れ物ですか?』

と聞いてくるものだから、天の声だと思って

マ『トイレです!!!』

って大きな声で言ったよね。これで「回送」という名のオアシスに車掌さんの承諾を得てゆっくり便器に座れると思ったよね。

なのに、なのにだよ。

 

車掌『回送ですから!もうドア閉まります!絶対入らないで!トイレ下!』

トイレ下!って、もう客に言う言葉遣いじゃなくなってるよね。

厳しい口調で言い放って、何回も何回も振り向きながら去って行く車掌…って言うかおやじ。

くそ。信じたわたしが馬鹿だった。

妹はそれでも、行け!してきな!出してきな!とおとなしい顔して残酷なことを言う。行きたい…したい…出したい…その単語を聞くだけで脂汗が流れて、脇汗ビショビショ。

 

実は、もうかれこれ2時間は我慢している。

2時間前に行ったトイレで存在を感じてたんだけど、ゆっくり時間が取れないから見て見ぬ振りをしたんだよね。その後何回かトイレのタイミングがあったのに、外のトイレだったし移動中だったのでスルーしてしまった。

つまり、限界は超えていた。

 

妹『見てるよね?車掌、こっち見てるよね。でもドア閉まらないじゃん!行ってきなよ!』

でもさ、強行突破でトイレ駆け込むじゃん?駆け込み乗車を見て車掌がくるじゃん?車掌が駆け込むじゃん?その頃、お尻から待ってましたとばかりに出てくるじゃん?肛門括約筋は馬鹿になってるからもう抑え効かないよ?車掌に見守れれて発射だよ?

絶対やだ。

 

マ『無理無理無理無理無理無理無理…できないできないできないできない!』

妹『じゃあどうするの?顔色悪いよ?大丈夫?どうしよう…あ!!!新幹線来た!!!』

反対のホームに新幹線が来た!来た!トイレが来た!

 

アナウンスが流れる。

停車時間、3分。… 無理!!!

 

妹『行くしかないよ!3分でいけるでしょ!』

嘘だ。絶対、いけない。

 

乗車口のドアが開く前に、従業員専用のドアが開いた。

ドアのさらに奥、もう目の前にトイレ。

あと3歩でたどり着ける!!!

妹『いきなよ!いけるよ!』

マ『ちょちょちょっと待って、もし発車しちゃったらどうするの?』

妹『大丈夫だって!』

マ『エ?ダイジョウブナノ?ホント二?』

そんなやりとりをしてる間、従業員の入り口ドアでは物資が運び込まれたり出されたりしていて、わたしが通れるスペースはない。

でももう限界。行くしかないのか…飛び込む決心がついてない、つけようとしていたところで目の前のトイレを見たら、誰か入った。嘘でしょ。

 

マ『入った!誰か入った!』

妹『嘘でしょ!なんで?』

マ『なんで?って…トイレだし…?』

妹『トイレって2つあったよね?もうひとつあるよ!』

マ『う…うん…』

って言う会話をしてる間に従業員のドアが閉まり、乗車ドアが開くと同時に並んでた人が吸い込まれるように入っていく。

 

妹『ほら!行っておいで!もうチャンスはないよ!』

マ『…(うん)。」(無言で決意)

よし。トイレはもうそこだし、もう限界だし、よし行くっきゃない!!!

 

『すみません!トイレなんで…!!!』って、勇気を出して途切れない人の流れに割り込んで、一歩新幹線に入ったところで…

 

ピロピロピロピロピロ…!!!!!!!!!

っ!!!!!!!あああああああああああああああ!!!!!!!

 

ドアが閉まるーーー!!!

 

妹『まだ並んでるひと乗り切ってないから!!!』

…ってなに?!全員乗り込むのにかかる時間って数秒でしょ?!

数秒で致せと?

 

マ『いや、無理だよ、発車しちゃうよ!』

妹『えーーーーーー!!!』

 

そのえーーー?って合ってる?色々な状況を踏まえてその返事合ってるか?妹よ。

 

プシューっていいながら、数秒後にドアはスローモーションで閉まり、絶望し、白目剥きながら反対ホームに目をやったら、そこにはもうとっくにいないはずの「回送」がまだドアを開けていたからね。

 

結局、100人(いるように見えた)並んでたトイレに戻って、多目的トイレ10人程の後に並んでどうにかことなきを得たけどさ。

もう乗る予定の新幹線の時間が迫っていたから、3分で済ませたけどさ。

 

って、GWの話をしたかったのに、トイレの話で終わっちゃったじゃないか!!!

続きはまたの機会に。トイレの話以外で。

 

 

海外ドラマ『ロック・アップ/スペイン女子刑務所』シーズン1第1話/最悪の日のレビュー

ウェントワースに続いて、またもや女子刑務所のドラマがスタート!

日本でもちょっと前に女子刑務所のドラマやってたよね?

どうした?どうした?刑務所ブームで経済動く?

 

本当はもっと楽にみられてハッッピーなドラマがみたい気分なんだけど、ウェントワースが面白いから、ロック・アップも期待しちゃうよ!

 

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第1話だから登場人物を整理しないとね、特に名前がスペイン語だから聞き取れなかったし、聞き慣れなくてね。

物語的には伏線を張り出していくところでこれからって感じだけど、ウェントワース的なトップドッグ争いでは今のところなかったわ。

 

********* ネタバレ **************

 

 

<受刑者>

マカレナ:主人公

美人で仕事もできてまったく擦れてないマカレナが、不倫してその不倫相手に罪をきせられて7年の判決を言い渡されたんだけど、いい子ちゃんだから両親には旅に出ると言って入所しちゃったよ。

見るもの聞くものすべてに怯える子猫ちゃん。

ちょこちょことアヒルみたいな歩き方がさらに挙動不審。

本人は誤解だからすぐに出られると思ってるんだけどね、すぐに出られるわけないよね。

スレマ

サソリをペットにするボス的存在で、看守を脅すツテもあるようで怖いものなしのご様子。

ヨランダ

幸運の番号「8」を手首に刻む、伝説?の強盗犯で、怯えるマカレナにお守りをあげて眠れるように手を握ってあげる優しい人…なのにさっそく殺されちゃったよ。早いよ。

子供が欲しい、旅をしてみたいと夢を語って、捕まる途中で隠した大金があるらしいのに…殺されちゃったよ。

強盗の知能犯って言われても…って思ったけど、ルパンも強盗だしな…まぁそう考えると犯罪者のなかでもインテリ的な?

それにしても殺され方がひどい。その隠したお金のありかを吐かせるためにスチーム(90度)で拷問ですって。

 

アナベル:マカレナと同房

売春宿を母子で経営、斡旋して逮捕されたけど、ルーマニアから女の子を連れてきて、ポスポートも渡して自由にさせてたって自慢してたけど、これどっかで聞いたな…と思い出した!ウェントワースのマリーだ!同じ立ち位置!

ソレ:マカレナと同房

DV夫と親友の不倫にキレて、ガソリンをかけて焼死させたという…。

「借りは作るな、作ったらすぐに返せ」とアナベルに助言してあげる面倒見いいファットなおばちゃん役は、ウェントワースでいうリズかな。

エスタファニア(リソス)

窃盗、麻薬所持で逮捕された、スパイラルの髪型がめちゃくちゃ可愛い子。

ヨランダにシャワー浴びながら「付き合おう」って唐突に提案したっていうね。

恋人はともかく友達としてこれから重要な人物になっていくだろうね。

 

<看守>

ミランダ:所長

尊厳を守れる刑務所を目指してるらしい。

パロマ:看守リーダー、寮母

双子のお母さんでもあるらしく、搾乳しながらの勤務!まじかよ!

ヨランダが殺された事件に、脅されたとはいえ知らずに手を貸してしまったね。

ガクブルですよ。

ファビオ

なにかとマカレナを気にかけてるね。ウェントワースでいうウィル的な男性看守は元警官らしいね。

バルブエナ

ファビオと喧嘩して殴られてたけど、イケメン枠での抜擢だろうね。

アントニオ

めがね。それ以上でもそれ以下でも今のところない。無害。

<警官>

カスティロ

ファビオと仕事上のパートナーだったらしい。

 

 

 

といわけで、刑務所の部屋はウェントワースの方が快適そうだね!

ロック・アップの方は個室がなくて、合宿所みたいな4人部屋で2段ベットだもんね。

それにしても言葉が下品で卑猥で、絵的にも結構リアルで決して美しくはなくて…やっぱり観られる人限られるよなぁ…。

だってみんなが好きなのってセレブじゃん?インスタ映えじゃん?

刑務所なんて映えるわけないもん。

おっぱいくらいかな。ニップルまで丸見えだったからね!

 

暴力的なシーンは今のところないね。

ウェントワース観てるから、暴力シーンの耐性はだいぶできてるし。

 

マカレナの判決の行方、ヨランダ殺人の真相とヨランダが強奪した大金の行方、大きな話の柱はこの2つかな。

マカレナはヨランダを呼び出したスレマを知ってるし、ヨランダのSIMカードも見つけちゃったしで、巻き込まれまくり。

刑務所内は外の世界以上に情報が武器になるのですよ。

 

ところでスペインは銃社会なんだっけ?

マカレナの父親が車に銃を隠してたのはなぜ?

あのシーンは完全に伏線だよね?

父親悪そうな顔してたなぁ。

 

というわけで、ウェントワースと同時進行で観ていこうと思うんだけど、刑務所だらけで映画はもっと楽で綺麗なものを観たい。

心が荒んじゃいそうだもん!

駆け引きと脅しと、食うか食われるかの世界は正直観ていて疲れるから!

でも、面白さを見つけるまで観続けるから!