海外ドラマ『ウェントワース女子刑務所』シーズン6第10話/薄れる記憶の感想を独り言。政治家って攻めてるよね!
看守3人組がファーガソンではない誰かに脅迫されてオロオロして、マリーの周りは騒ついてる。
ラスト2話でどんな着地をするのか…。
************ ネタバレ **************
サイコパスのソーニャがまさかブーマーの弁護費用を払ってくれていた。
死んでしまった後に、こうゆう形でその人の優しさが発覚して他人の記憶に残るっていいね。ソーニャの悪事が消えていくもんね。
ソーニャもブーマーに対しては害がなかったからだろうけど、敵意を持たなかったんだよね。ソーニャなりにブーマーに気を許してたんだね。
ブーマーはソーニャが好きだったから、ソーニャを殺したカズを攻めたね、エンジェルだったと。
それぞれの立場で考えると、人の写り方ってこんなに変わるんだね。
誰にでも好かれる人はいないし、誰にでも嫌われる人はいないってこと?
関わり方や距離感の問題なんだよね、人間関係って。
絶対的に変わらない関係って、家族でさえないしね。普遍的だよね。
でも距離の取り方や関わり方が上手い人っているんだよね、マリーみたいに。
関わる人みんなを虜にしてしまう。
ザラの忠誠心はマリーへの愛だったし…まぁそうだよね、そうじゃなきゃ他人のために殺人までしないよ。
マリーの魅力はわたしもぷんぷん感じてるんだけど、凛とした美しさと冷静さと人を操る賢さと…でも、あなた…リズの安楽死はなんなの?
狡い。本当に、優しさの仮面を被った悪魔だよ、あなた。
「ごめん」って言って立ち去ろうとするタイミングも、リズが引き止めるのをわかって立ち去ったよね。悪魔だよ、綺麗な顔して。
リズは自分の人生をコントロールしたいと言ったけど…言ったけれどよ。
リズのためにはどちらがいいんだろうって、一瞬は安楽死もありなのかなって思ったけどそうじゃない。今じゃない。
こうゆうときのカズの人へのことばのかけ方って上手いよね。人を説得する力というか、なだめ方というか、寄り添い方がさ。
リズとカズの信頼関係があるからこそなんだろうけど、追いつめられたときにそばにいてくれる人がいると救われるよね。
リズは自分のせいで周りを振り回している罪悪感と、自分自身が信じられない不安とで「自分は壊れかけてる」と言ってるのが切ないね。恐怖だろうなぁ。
でもリズ…アル中だったときの方がよほど壊れかけてるよ。
トラクターで義母を轢くなんてぶっ壊れすぎ。
知らぬが仏っていうやつだよね。自覚がなく壊れてるなら怖いもの無しだけど、壊れていく自覚があるまま生きるのは不安だろうね。
第9話の感想で、リタはロン毛のおじさんが好きなのかな?って疑問に思ってたけど、どうやらリタも愛してたんだね。
潜入捜査をしてるうちに知り合ったっていう設定なの?潜入捜査をしていることは秘密にしているみたいで、素直にプロポーズを受けられないジレンマで泣いてたね。
恋人に何かを秘密にして付き合うって大変だよね。
秘密といえば、ウィルはカズに、ジェイクはマリーに、それぞれファーガソンの件を口外してないか確認してたけど、秘密を守るのも大変だよね。
ジェイクもさ、悪い人ではないし頭も悪くないのにって言ってたけど、やっぱり自己中だった。小手先で他人任せに物事を解決する安易さが、状況を悪くしてる。
ヴェラのお金をあてにするジェイクに、ウィルもドン引きだったわ。
そうゆうところがダメなんだよ。やっぱり自分本位なところが、自分に返ってきてる気がする。
本当に自分に返ってきちゃったね、マリー。
薬で殺そうとしたけど、自分が薬で死にそうになっちゃったよ。
このまま死ぬわけないだろうけど。
ドラマ自体は、なんだか失速してるね。
今までが緊迫した状況すぎて、ちょっとやそっとじゃ刺激にならなくなっちゃったのかな。
トップドック争いがないもんね。落ち着いちゃって。
マリーも悪いけど、姑息で真っ向から仕掛けるタイプじゃないしね。
今後はルビーとリタがどうなっていくかに注目だね。
それと看守3人組への脅迫が、本当にチュニングなのかどう動いていくのか。
攻めるのか守るのか
高齢者の運転した車の事故が大きなニュースになっているけど、やっぱり超高齢社会に社会が対応仕切れてないよね。
免許も車も、そして道路も、80歳が運転することを想定してないもん。
教習所で出てくるお年寄りは、道路を渡る方だもん。
世の中がこんなに長生きして暮らせるように想定して作られていないんだよ。
だから、超高齢社会の仕組みを作らなきゃいけないよね。法律や年金含めてさ。
世の中の変化が早すぎて、追いついてないことってたくさんあるね。
超高齢社会ももちろん女性の社会進出、核家族の育児支援、発達障害への理解、性教育、IT教育、年金、PTA問題…大昔のことがそのまま引き継がれていることがあたくさんあるし、法律だけではなくて、人もまた考えが追いついてないことがたくさんある。
多様性っていうことなんだろうけど、日本人にとってこの多様性って難しいんだよね。多様しちゃいけないっていうことを教えられてきたもんだから、いきなり多様性って言われても受け入れられない。
自分も多様ってなにすればいいの?だし、他人の多様もなかなか飲み込めない。
その時代の人が法律やらなんやら作ってるわけだしね。
人ごとじゃないよ、わたしも。
これはどうかな?って思っても何かを変えるのって労力いるんだよ。
流される方が楽、何も疑問に考えないで。
そう思ってしまったら動けなくなってしまう。
これが守りに入るってことなのかしら?
でも、守りは最強の攻めだって知ってた?
海外ドラマ『ウェントワース女子刑務所』シーズン6第9話/よみがえる女の感想を独り言。怒りの感情が湧いたとき、自分へ向けるか他人へ向けるか。
ストレスの発散方法は映画を観ることだって言ってるけど、その時間が取れないことでストレスが溜まるのもまた事実だったり。
シンプルに言うと現実逃避が趣味なのに、現実逃避できなくてストレスが溜まっていく。
若干本末転倒な気がするのは、気がつかなかったことにしよ。
観れてなかった9話を細切れで観てるうちに、10話が配信されてた。
最新話を観るのを我慢して、おととい観終わった9話の感想を。
その革手袋はなんなのよ?綺麗に重ねられて置いてあったけど。
ファーガソン、あなたなの?
***********ネタバレ*******************
ヴェラとジェイク
わたしヴェラが好きだからさ、ヴェラを想ってくれるジェイクも好き…になりかけたてたんだけど、この男悪い男だったんだよ、危うく忘れるところだった。
どんな悪事をしたか忘れちまった…ジェスパーとタークって誰よ?
卑怯で卑劣でずる賢くて、殺人までしてるんだけど、どこまでが彼自身の意思なんだろう。
薬と借金のためにつけ入られて操られて、でも一途にヴェラを愛してる。
ナースとの浮気がバレたりと運が悪いところがあるのは確かなんだけど、ばかなわけじゃなく脱獄をファーガソン殺害にもっていくとか策士でもあるのに、なぜかうまくいかない。
運って大切なんだなって思うし、やましいことがあるとうまくいくものもうまくいかなくなるってことはジェイクを見てて思う。
やましい気持ちを持たずに開き直るほどのメンタルももってないしね。
ただ、今回は焦るあまりにまんまとヴェラの罠に落ちたね。
どんどんヴェラとの溝が深まっていく…もうこの二人がお互いの信頼を回復することはないね。
ウィルにまで「自業自得だろ」と言われてね。
ヴェラはここにきてやっと真相を知りました。
メインのキャラなのに、いつもヴェラが知らないところで大きなことが動いていて、目の前の小さいことを一生懸命正そうと奮闘してるのに根本が解決できないから小手先ばかりになってしまうヴェラ。愛おしい。
ヴェラとウィルとジェイクが3人揃ってる絵って今までなかったよね?
看守3人で力を合わせて!
リタ
謎だらけのリタはルビーのお姉さんで潜入捜査官だったね。
その髪型と眉毛と服装と、なんだろ…そんな感じしないけど、強いのはわかる。
マリーへの操作で危ない橋を渡っているけど、今のところギリギリのところで踏ん張ってる感じ。
なのになんなのよ上司だかなんだかの捜査官二人の男は、悪人ヅラしてるくせに全く頼りにならない。リタにプレッシャーかけるだけで、まったく役に立たない。
リタにプロポーズしたバイカーのおじさんはなに?本物の恋人?
どこまでが潜入捜査なのか、わからなくなってくるわ。
妹も心配だし、妹の致命的な秘密のも抱えて、リタに救いはないのかよ。
全部が全部一方通行で、何も得られてない。
得られたのはバイカーのおじさんからの愛だけ。それも嬉しそうに見えないしね。
妹はアリーと昼間からセックスしてるし、ザラは怖いし。
強い意志があって、信念もあって、実現をするだけの腕っぷしの強さと頭の良さも持ち合わせているリタ、これからラストに向けて活躍を祈る。
にしても、ウェントワースはどれだけ人違いで殺人や暴行されるんだい?
チェリーはもちろん、リズもかわいそうだよ。
人が暴行されて助けを求められてるのに何もできない、犯人を知ってるのに忘れてしまうかもしれない。
認知症は辛い。服を脱がないままシャワーを浴びてしまった自分に何やってるのよわたしってば!と笑ってしまってからの、病気が進行している現実を目の当たりにして泣くっていうシーンはなんとも言えない悲しい気持ちになったよ。
それからの暴行目撃だもん、リズは散々だ。
誤解
ちょっとした誤解ってあると思うの。
わたしついこの間、なんて事のない言葉で友だちを怒らせてしまったの。
いまだになにがそんなに怒らせてしまったのかわからないんだよ。
LINEだったし、関東と関西の言葉の違いなんかもあって、全く怒らせようとかいう気はなかったんだけど、友だちは怒ってしまってさらに過去のことも出して怒ってた。
わたしはただただ驚くばかり、でも誤解するような言い方をして結果的に傷つけてしまったんだからと非を認めて謝ったんだよね。
ひと通りやり取りをして誤解も溶けたのか、お互いにごめんねで終わったんだ。
その時に、
・なんでも言い合える仲だと思ってるから言った。
・これからも長い付き合いをしていくつもりだから言った。
・信頼関係があるから言った。
・気に入らないことがあったら言って欲しい。
ということを言われたんだよ。
すごくすごく、そのときのやり取りが疲れた。
子どもにママは携帯ばっかり見てるとも言われて、申し訳ない気持ちにもなった。
わたしは仲がいい友だちに何か気になることを言われたら、まずはどうゆう意味か聞く。
仲がいい友だちなら、わざわざわたしを傷つけるようなことは言わないだろうと思っているから、そう言わせる何かがあった、もしくはそのことが気になるような自分の精神状態の原因を探す。
怒りを相手にぶつけることはない。
上から言わせてもらうと、何かそんなことを口走ってしまうような状況なのかな?とまで考える。
怒りをぶつけられるのはしんどい。
それをお互い様でそうしていこうというのは、これまたしんどい。
もちろん誤解したままでいられるのは寂しいから言って欲しい気持ちは理解できるけど、他人に怒りをぶつけることをストレートにする前にできることってあると思うし、信頼しているというならば、誤解だということを前提に話はできないだろうか。
わたしの夫は常日頃からわたしの怒りをぶつけられているのだから、わたしの上記の言葉はブーメランとしてわたしに返ってきてるわけだけど。
仕事も今日でひと段落するから、今夜は第10話を鑑賞するぞー!!!
理想の男
「春眠暁を覚えず」という言葉があることを知ったのは、ここ最近眠気とだるさが取れずにいよいよわたしの時代も終わったかな、と思って検索したとき。
中国ではこの時期のしんどさを「春困(しゅんこん)」と言うらしいけど、響きからかなんだか困ってはいるもののどこか「初めましてぇ〜♡」の雰囲気が漂ってちょっと楽しそう。
確かに春は出会いと別れの季節、寂しい気持ちと期待する気持ちが慌ただしく心のなかを走り去っていく感じ、その気持ちをじっくりと味わう時間もなくどちらかと言うと気持ちに振り回される日々。
自分のなかに湧き上がる気持ちは自分自身ありきのはずなのに、気持ちがそこで一番威張っている感じに疲れている、今日この頃。
出会いが多くなる季節、馬鹿な男に振り回されずにいい男と有意義な時間を過ごしたい。押し付けがましいけどさ。
わたし、いい男を見つけたの。まさに理想の男。
こんな身近にいたなんて思いもしなかった。
わたしは友達から恋人になる恋愛はしたことがなくて、大抵は知り合って恋愛に発展するかしないか一瞬で決まってしまう。別に決めてるわけではないけれどなにかがある、見えない掟のようなものが。
それなのにずっと昔から知っていてふとしたきっかけで恋愛対象になって、ものすごく結婚したい気持ちになってる。
こんなこと電波で発信することでもないのは重々承知してるけど、紹介したい。
こちら、NHK教育テレビさんです。
ニックネームは「Eテレ」です。
Eテレと出会ったのはもう30年程前、その頃は恋愛対象にはならなかった、と言うのもまだ恋なんて知らないオムツな年頃だった。
彼は赤ちゃん、子どもに大人気だった。
ふつうの親がやらせたがらないことをなんでもやらせてくれて、こどもごころをがっしりと捕まえていたと思う。
料理も、工作も、道具は揃えてさらにスペシャリストもつけてくれて、同じくらいの(お利口な)お友だちが楽しんでる姿は見ているだけで楽しかった。
両親も祖父母もなにかあったら彼に頼って、バカ殿様なんかは制限されてたけど彼のことは制限されることなく、信頼してずっと観せてくれてた。
小学生くらいになると理科の実験や歴史の話、なんでも丁寧に教えてくれるEテレを頼もしく思った。
彼はときに小学校の授業よりも内容が濃いものを用意してくれる。歴史上の人物も連れてくるし、100人近い人を集めた実験もしてくれる。
道徳もとても素晴らしい。
が、当時の小学生だったわたしはその授業のクオリティーの高さに気がつかなかったし、道徳のこともこんなうまくいかないよと生意気にも思うようになっていた。
素直な子どもではいられなかった、それが成長なのかもしれない。
中学生になる頃には、彼の真面目さがダサく思えてきた。
「中学生日記」なんかはリアルな中学生の物語に一喜一憂していた記憶もあるけれど、そもそも彼を観ることがダサいことのように思えて、少しづつ距離を置くようになった。
距離を置くようになって、その代わり月9や日曜洋画劇場と付き合うようになった。
彼は安心感はあるものの、刺激がなかった。恋愛に憧れてた。
高校、大学、社会人と折に触れ彼の存在は感じていた。
彼は多趣味で、英語から囲碁、料理、手芸や土いじりまでなんでもチャレンジしていた。そして、それはどれもプロ級だった。
しっかり向き合ったら、わたしも趣味のひとつやふたつできていたかもしれない。
性別や年齢にこだわることなく、人生を満遍なく楽しんでたように思う。
そして衝撃的だった不祥事や受信料の問題、それに続く裁判で一気に彼は世間から批判されて落ちていった。なのにわたしは彼に手を差し伸べなかった。
彼が悪いわけじゃなく、言ってみれば親が悪いだけなのに…。
あんなに信頼していたのに、真っ白な人だと思ってたのにと勝手に裏切られた気持ちになってた。彼のちょっとグレーなところを人間味あるところと思えずに、わたしも受信料払わないよ!と突き放した。
時は流れ、彼と再会したのはわたしが結婚して子どもを産んでから。
何気なく彼を観た。彼のペットのじゃじゃ丸もピッコロももういなかった。
長い間会わなかったせいで、彼の様子はすっかり変わっていて少し寂しさを感じたけど、きっとそれはお互い様なんだろう。
変わってはいたものの、彼は成熟してさらに魅力的になっていた。
もしかしたらわたしが幼すぎて気がつかなかっただけなのかも知れない魅力を発見した。
時代が代わり一皮剥けたのかも知れないが、変わらない魅力もあった。
観るものを安心させる安定感と信頼感は変わらず、新たな魅力として彼は真面目なだけではなくとてもユニークでシュールでチャーミングであるということを発見した。
たちまち、わたしの息子も虜になった。
そしてセンスが抜群に良くなっていた。磨き上げられて、かなりスタイリッシュになっている。
シュールな笑いは子どもだけではなく、大人にも大人気だと思う。
「昔話法廷」
「大科学実験」
「びじゅチューン!」
「パリの小さなキッチン」
本当に素敵なポイントはたくさんあるの!
彼と結婚したい。理想の男がここにいる。
でも、もう遅い。わたしたちが結ばれることはない。
彼は道徳心が強くて家庭を大切にする人、特に子どもが大好きだからわたしの家庭を壊すことはしない。
だからせめて、彼のような人と結婚すると幸せだよ!ってことを伝えたい。
彼のような人を見つけてね、とわたしの離婚した妹に伝えたい。
余計なお世話だということは重々承知の助、それでも伝えたい。
P:S
Eテレ…これからも遠くから見守ってるよ。
TOKIOの山口のことがあって、どうなることかと思ったけど乗り越えたね。
体操のお兄さんが卒業したりでバタバタしてるだろうけど、体には気をつけてね。
Eテレはピンチをチャンスに変えて、輝き続けられる。信じてるから。
でも、疲れてることも知ってる。たまにびっくり仰天の企画があるもんね。
疲れたらニュースに頼ってさ。
いつまでも子どもたちの憧れで、母親たちの救世主でいてね。
わたしがフェードアウトしたママ友 5人
ママ友は38 /40の関係
思い返してみると学校でも40人のクラスのなかで、ずっと一緒にいても仲良くできたのは1人…2人…いるかいないか。その他38人。
ただ、同じ空間で同じことをしてる(教室で授業を受けてる)だけなら、ほとんどトラブルなく過ごせるんだよ。
トイレまで一緒に過ごして、仲良くいられる子はどのくらいいる?
今は学校が終わって家に帰っても肩をトントンされることがある、LINEっていうやつで。
それほどまでに濃厚な時間を、トラブルなく過ごせる友達ってどのくらいいる?
クラス(が同じだけ)の友だちは、ある程度の距離を保ちながら過ごしていたし、行事等で迫られない限り挨拶くらいしかしないクラスの子もいた。
クラスが同じじゃなかったら絶対に関わることはなかった、という子もいた。
ママ友でも、職場でも、その割合は変わらないんじゃないかと思うの。
ましてやそれぞれが色々な環境で過ごしてきた大人たちなら、なおさら癖が強い。
さらにママ友となると、それぞれが家庭を持ってるから余計にね。
40人中LINEまで交換して、プライベートでも付き合えて、時間が惜しいくらいに話しても関係が崩れないのは多くて2人。
38/40は気を遣って、ある程度の距離を保って付き合わなければならない数。38人。
会社だと付き合う人を選べないから、クラスにいたある程度の距離を保って付き合う子やクラスが同じゃなかったら関わらなかった子、と関わっていかなければならない。
ママ友だって同じ。子どもが関わっただけ。子どもの繋がりで関係があるだけ。
言ってみれば、彼氏や夫の友だち、母や妹の友だちと無理やり関係を作ってるだけ。
ひとつのクラスのなかで、誰とでも仲良くするなんてそもそもが難しい。
ママ友に期待してはいけない
結婚や出産で地元を離れるケースは少なくない。誰も知り合いがいない土地で子育てをスタートさせるとき、ママ友は心強い存在になる。
同じ不安や悩みを、同じ幸せを共有しやすい。同じ経験をして、同じ立場にある、そんな仲間と一緒に過ごすのは楽しい。
でも、期待してはいけない。
妊婦になったらみんな幸せそうにお腹を撫でて、揺り椅子で編み物をするものだと思ってた。なのに妊娠中は肉体的にも精神的にもしんどかったし、裁縫が上手くなるわけでもなかった。
産んでる最中は女どころか人間ということを忘れて獣のように叫んでたし、産み終わったら涙が出るどころか壮絶な痛みが終わったことで放心状態、子どもの産声を聞いて生きてることを確認したら抱く余裕もなく白目で気絶した。
子どもが産まれたら母性が溢れてマリア様のようになるんだと思ってた。なのに、手負いの獣は慣れない育児とさらに寝不足で精神状態は限界、夫に対して殺意を抱く自分に、これからの生活に絶望を感じてた。
SNSでは綺麗事ばかり。公開用魅せる育児が満載。
そんなとき、同じような子ども連れているママ友に自分を重ねてしまう。
優しくしたい。
優しくされたら、ふと甘えてみたくなる。
この出会いに、この関係に何かを期待してしまう。
これが危険だ。
同じ(出産)経験、同じ環境(育児中)、でも感じ方やこれからの未来像は違う。
同じ学校で同じクラス、同じ授業を受けていても、モチベーションや将来の夢は違うのと同じでね。
冷静に考えればわかることなのに、わからなくなってしまうんだよ。
寂しさは人をおかしくさせるから。
フェードアウトしたママ友たち
行ってみたいリストコンプリートママ友
まだ子どもが赤ちゃんだったときに、児童館で知り合ったママ友。
毎日のように遊びたがる。
私は腰痛や睡眠不足でそんなに出たくない、化粧すらめんどくさい状態。
お互いの家を行き来したてたこともあり、気軽に本当に気軽に「今日どこ行くー?」と連絡が来る。
話してるぶんには楽しいんだけど、誘いを断ることが面倒になってきた。
毎日来るメールにプレッシャーを感じて、着信音にストレスを感じてた。
少しづつ距離を置くようになって、察したのか『行ってみたいリスト』が送られてきた。20箇所。
カフェやイートインできるパン屋さん、児童館、AEON、公園、レジャー施設…
「ふたりでコンプリートしたいな♡」とのことだったので、限界がきたわたしは「叶えてあげられません」でフェードアウト。
お前が言うか!夫婦で何言ってんだ!ママ友
赤ちゃん期から少し成長して歯が生え始めて離乳食も進んだ頃…1歳くらいに会っていたママ友。
そのママ友の子どもは噛みつく癖があった。何人も泣かせてたけど、年齢もあるのかなって、もう少し成長したら噛みつかなくなるかなって感じで、雨が離せなくて大変ねってむしろ同情的だった。
ママ友の対応は「息子ちゃーん、だめだよー。(相手の子どもと親に)ごめんねー。」っていうゆるい感じで、果たしてその対応がいいのかどうかもよくわからず、教育や躾に対してもまだあまり真剣に考えたこともなかったし、未だにわからない。
ただ、噛みつく子っていうのは決まっていて、その子一人だった。
で、マリア様には慣れなかったわたしだけど、我が子が遊んでるときに何回も噛まれて、大泣きしていたらイラついてくる。
そのママ友の、息子の名前にちゃんつけて呼ぶことにさえ嫌悪感が出てきた。
どんなに目を光らせてても、防ぎきれないしね。
噛みつきがめが可愛く思えなくなってきたころ、またしても噛みつかれた。
その子のママが止めに入っても、背中にかぶりついて離れず。
無理やり引き離すわけにもいかずに、大号泣し続けるわたしの息子。
やっと離したから、息子の背中をみたら歯形と出血。もうキレそう…。
「息子ちゃん、だめでしょ!本当にごめんねー!」と謝ってくれたから怒りを抑えたけど、その場から立ち去りたかった。
立ち去らなくてよかった。
その後、どちらの息子も泣き止んで、帰ろうと駐車場へ向かってるとき…
「なんでやられっぱなしなんだろうね。夫くんも言ってたけど、男の子ならやられたらやり返すくらいじゃないとねって話してたんだよ!」というお言葉をいただきくことができました。
もう、さようならも言わずにそのまま車に乗り込み、フェードアウト。
いいタイミングだった。限界だった。
その言葉を聞いて、この先付き合うのは無理だと割り切る事ができた。
その噛みつきガメは幼稚園になっても癖は抜けなかったらしい。その子のママは他の子を噛むくらいならと自分の太ももを噛ませていて、ランチに集まったママ友はドン引きしていたと、別のママ友から聞いた。
お風呂も夕ご飯もあわよくばママ友
幼稚園になり家もわりと近いママ友と知り合った。
子どもが同い歳のこともあり、よく遊ぶようになった。
近くに公園がなく、次男が生まれて間もないこともありなかなか外で遊ばせられないことに少し罪悪感もあった。
ママ友の子どもが家に遊びに来るようになって、長男に対する罪悪感も薄れた気になっていた。
さらに、その時住んでいた地域は、幼稚園が終わった後にお友達の家に子どもだけで遊びに行かせるということをしていた。ママが何人か連れて帰ってくれるのだ。
わたしは引っ越してきたばかりで、その習慣に慣れなかった。
子どもだけで遊びに行かせることに抵抗を感じていた。
でも、幼稚園が終わって一旦帰ってから遊びに来るその子は歓迎した。
が、見誤った。
大抵17時が帰る目安だけど、ママ友が迎えにきてもその子は帰りたくないと駄々を捏ねる。
その頃は暑い時期で、プールの代わりにお風呂で水遊びさせ、そのままお風呂を済ませる事があった。息子のリクエストに応え、お友だちも一緒に水遊びがてらのお風呂も何回かした事があった。
念のためママ友に了解を得て、毎回ありがとうと言われていた。
そのうちプール遊びをしなくても、お風呂はいりたーい!さらに、ご飯食べたーい!と言い出した。
なるほど、子どもって調子に乗るよね。わたしが調子に乗らせてしまったんだと反省した。
反省しつつも、駄々こねるお友だちにどう対応したらいいのかわからなかった。
都合がつけば、その子の駄々に付き合っていた。
これが地域で協力する、社会で育てる育児なんだとすら思っていた。
が、ある日その場面に遭遇した別のママ友に聞かれた。
「なんでその子のママは止めないの?」
頭を撃ち抜かれた気分だった。それまでわたしは申し訳ないという気持ちでしかなかった。
次の機会に駄々をこねるお友達の様子を冷静にみてみたら、確実にその駄々友のママはこちらの返事を待っている。
「だめ」「帰るよ」とは言わないのだ。説得もしない。
委ねられいる…その時に確信した。
結局、その親子は別の家で地域を巻き込むトラブルを起こし、そのままフェードアウトな関係になった。
オムツを替えてなかったり、頭がしっとりしていたりと、なんとなく?と思うこともあったがこれと言って目立った問題ではなかった。その後いろいろもんだありそうな話を聞いたが、その多くはあわよくばしてもらおう的なママだったようだ。
LINEの利点を仇にしたママ友
子どもが小学校に入ってスポ少に入った。
この時点でやめとけばいいのに…と思う人は恵まれている。
スポ少は大変だ。親の出番が多い。
信じられないくらい振り回される。
毎週末の試合の調整、配車(子どもたちの送迎)、当番(お茶出し等)があり、LINEの普及のおかげで気軽に連絡を取れるが故にLINEに頼りきりになる。
平日は週末の調整と試合のための買い出し、週末は試合当番、全てメンバーとその親とやり取りはLINEになる。
既読機能、遡って読みやすいこと、写真や画像を共有しやすい、連絡が取りやすいこと、LINEは使い方を間違えなければ本当に良いツールだ。
がそれも仇となる時がある。
そのママ友は幼稚園前の子どもに携帯を触らせることがあるため、既読があてにならない。全員既読になったことを確認しても、そのママ友だけ知らなかったという事が多々あった。
疑問に対する答えや、みんなに話し合って決まったことと全く同じ質問をしてくることも多々あった。
遡ってLINEを確認すればいいだけなんだけど。
何回も同じことを説明するのは、腹が立つ。
既読になったはずなのに…と集合時間に遅れてきて腹がたつ。
あの件はどうなりましたか?と平然と聞いてくる態度に腹がたつ。
(末っ子に触らせていて、その間もその後も遡って読んだりしないからだと判明してからは)個別にLINEする手間に腹がたつ。
結局はそのママ友の生で、忘年会の予定も新年会の予定も、新年度引き継ぎの予定も立たない。
やっと日にちが決まった頃には、別の人がその日に予定がきまっている。それは見逃しているひとのレスポンスが遅い生だから仕方がない。
予定が入ったママ友に「せっかく日にち合わせてみんなが集まるのに、無責任だ」とLINEしてきたママ友…人のLINEは読まないくせに、言いたいことあるときはLINEをフル活用して人を責める。
クラブチームへの移籍を決意して、フェードアウト。
(もちろん、移籍決意の理由は他にもあって、息子の希望)
勧誘するママ友
説明することもないくらいに明確なんだけど、勧誘ってね、ほんと迷惑。
こっちの断る労力考えて欲しい。
「どうゆう気持ちで勧誘してるの?」と勇気を出して、刺される覚悟で聞いてみた事がある。
「美味しくて安いランチが食べられるお店を見つけたら、みんなに教えたくなるじゃん!それと同じだよ!」…あーダメなやつだ。
宗教の勧誘から、ご主人が営業してるからその商品の勧誘、自分のハンドメイドしてるから売りつける、もうとにかくなりふり構わず勧誘。
そして、屈託のない笑顔と誘い文句が嘘くさい。
そのママ友のSNSが幸せの押し売りで、みていて怖い。
「旦那様から結婚記念日の花束をサプライズしてもらいました!ありがとう!」
ありがとうありがとうありがとう…は、本人に言え。
僻んでんのかな?このママ友のだけなんだよね、こんなモヤるの。
宗教の自由は日本国憲法20条で規定されてるから何も言えないよ。
でも、勝手にやってくれ。しつこい。
「暇つぶしに旦那様の仕事の話聞きに来てよ!」
旦那様って誰の旦那様だよ。
その旦那様の話で暇が潰れるほど面白い話してくれるんだろうな?
そもそも人を暇人だと思うな。呪文唱えてないからって時間があると思うなよ。
いつもなら腹立てながらもあしらうんだけど、そのときは虫の居所が悪かった。
「あなたに使う時間はありません。」でフェードアウト。
フェードアウトその後
書き出してみると、結構フェードアウトしてきてる。
フェード嘔吐…誤変換したけど、そのときはこんな感じでギリギリの限界って事がわたしは多い。
こうゆう人との付き合い方、フェードアウトせざるを得なくなる状況になるような付き合い方をやめたいとは思ってる。
が、なかなかできない。
人間関係で悩んでない人は、人との付き合い方(距離の取り方)がうまい。
わたしもしたいんだけど、役員や子どもの関係で距離を取れないこともあるからな。
それと、深く付き合うことの面白さも知ってしまってるから。
無理して人と付き合う時間なんてもったいない!と思える時もあれば、嫌いな人をこれ以上増やしたくない…とちょっぴりナイーブになってしまう時と。
実際、ママ友とフェードアウトしても大して何も変わらない。
むしろストレスが減った。
狭い地域だと会いたくないなーとか思うくらいだと思う。
迷惑かけるのは共通のママ友だよね。ごめん。共通のママ友に詳しく説明しなくてものらりくらりかわせる方法なんかいくらでもあると思うし。
今のママたちって大人だからね。関わりたくないと思う人は聞いてこないし。
今のスタンスとしては、もうこれ以上ママ友はいらない。
今、そばで一緒に笑える、悲しめる、ママ友から本当の友だちになった人と友だちの関係を大切にしていこうと思う。
その友だちと何かあったときはフェードアウトじゃなく、向き合いたいなとは思う。
逆に、自分も言われなくなったら終わり。言ってもわからないやつって思われるのが一番悲しいね。
ママも人間だもの。
新しい環境は子どもの心配、自分の心配で2倍よ。
母は強しって言うけれど、ほどほどに。
映画『セブン・サイコパズ』の感想と目には目を歯には歯を」の本当の意味
セブン・サイコパズ ★★★☆☆
イギリスのクライムコメディー映画、ブラックユーモア満載。
R15だけあって、残虐なシーンが苦手な人は手で目を覆わないと観られないくらい。
題名のとおり7人のサイコパスの7つのストーリーがあって、それが脚本家のネタになっていく、むしろネタとしてコレクションしていく話。
ストーリーもなかなか面白いし、俳優陣も最高!
…なのに完観するのに3日かかった。
途中もういいかな…って思ってしまったのは、コメディーだからかな。
普段観ないからね。
でも、7つのストーリーが集められたその後の展開が気になって結局最後まで観ちゃったよ。
北野武の『その男、凶暴につき』を主人公たちが映画館で観てるんだけど、マクドナー監督が好きらしい。確かに、北野映画と似てる。
サイコパス
それぞれが好き勝手に人を殺していく話なんだけど、この人たちをサイコパスと言うのか、まず疑問。
猟奇的殺人者=サイコパス としてしまうのは安易な気がする。
もちろん同じ疾患(病気)でもそれぞれ症状が違うように、サイコパスもそれぞれのサイコパスによって特徴が違うとしても、一定の定義はある。
サイコパスの主な特徴は、極端な冷酷さ・無慈悲・エゴイズム・感情の欠如・結果至上主義、であり、サイコパスの人間の大部分は殺人を犯す凶悪犯ではなく、身近にひそむ異常人格者であるとされている 。 _Wikipedia
サイコパスは精神異常ではなくて人格障害なんだよね。
この映画のサイコパスは、殺人を自己利益のためだけにしてるって言う感じでもなくて、そこには動機があってその動機に同情できるんだよね。
No.1 マフィアだけ殺し、現場にダイヤのジャックを残すヒットマン
No.2 娘を殺され復讐のために犯人をストーカーするクエーカー教徒
No.3 愛犬のために人を殺すマフィア
No.4 戦争のベトナム人僧侶
No.5 シリアルキラーを狙って旅をする殺人鬼
No.6 No.5とともに殺人をしていたが殺人に疲れたウサギを抱く殺人鬼
No.7 =No.1
「イカれた奴」って訳されることが多いけど、まさにクレイジーだよね。
クレイジーな奴らがクレイジーな話をしているから、話が通じてるのかなんなのか…ゆるくそれぞれが関わっているのに、そこに絆が見え隠れして、本気のサイコパスとは程遠く可愛い。
本物はこんなに可愛らしくないと思うんだよね。
散りばめられたリアル
コメディーのなかに現実味を帯させてしまうんだよ。
急に現実的になるから、よりストーリーに深みが出ちゃう不思議。
脚本があってリアルを混ぜたのか、リアルありきで脚本を練ったのか、とてもクリエイティブな流れになっていて面白かった!
クエーカー教(No.2)
初めて聞いた宗教だったんだけど実在するんだって。
キリスト教プロテスタントの一派の宗教団体で、霊的体験を重んじて神秘体験にあって身を震わせる(queka)からクエーカー(震える人)と呼ばれるているらしい。
実際にはこちらが身を震わせましたよ、その復讐劇に。
無地の服装や喋り方から「変わった人たち」って知られてるけど、何よりも平和主義で非暴力を提唱しているっていうのが一番の教えらしく、娘を殺されても暴力での復習はしなかったんだけど…けどだよね…けど、これ以上ない苦痛を与えたと思う。
ノーベル平和賞を受賞しているんだけど、暴力って肉体的なことだけを指すんじゃないからね。むしろ精神的な暴力のほうが治り悪いから。
娘どころか、妻まで殺されても掴み掛かりもしなかったね。
病院で向かい合うマフィアとハンスの緊迫感ね。
日本人は宗教に疎いからね。説明聞いてなるほどよね。
ティック・クアン・ドッ(No.4)
仏教徒に対する高圧的な政治に対して抗議するために、サイゴンのアメリカ大使館前で焼身自殺をした実在するベトナムの僧がモデルになってるんだって。
支援者たちが見守るなか命尽きるまで座禅を崩さなかった、その姿が報道されて世界に衝撃を与えた…って、検索したら画像やら動画が出てくるじゃん!
映画のなかでもさ、マッチを持って今にも火をつけようとしている僧に仲間の僧が「やめなさい、兄弟。こんなこと無意味だ。」と声をかけたわけよ。
それに対し、怒りが消えたマッチの僧は「意味があるかも。」って囁くわけよ。
その一部始終はハンクが考えたシナリオなんだけど、それをボイスレコーダーに一人で語るハンクにグッときちゃってね。
闇ではなく光を選んだ男の決意に繋がるんだってハンク言うけどさ、光っていうか炎だよ。
クエーカー教も仏教も、宗教ってすごいね。
未解決事件はザカリアが解決してくれていた(No.5、No.6)
ザカリアとマギーは、国中を旅して「旅する人殺し」を殺そうとふたりは思いついたんだって。っえー?だよね。
おかげでシリアルキラーたちは誰も知らないうちに葬り去られていたっていう設定が面白い。
そのシリアルキラーは実際の未解決事件なんだよ!
Case1 ムーンライト・マーダラー
別名ファントム・キラー!カップルばかり狙って銃撃して恐怖に陥れる小麦袋を被った連続殺人鬼。満月の夜にはカップルで外出しないよう夜間外出禁止令が出たほどテキサカーナの住民たちは恐怖に震えてたんだって。
全員殺されたわけではなくて、生き残った人もいて謎。
Case2 キングスベリーランの屠殺者
別名クリーブランド胴体殺人者とか…名前だけで怖いんですけど…。
12人が惨殺されたのにほとんどが身元不明で、それは殺されてから1年以上経っていたり、斬首されていて頭部が見つからなかったり、四肢が切り揃えられた遺体もあったらしい。
男は去勢されてるとか、震えるよね。そこら辺はプロ並みの技術とか。
Case3 ゾディアック・キラー
これは映画で観たわ。すごい挑発的な殺人鬼で、テレビ電話に出演しちゃったりしてね。たくさん証拠品もあるのに犯人にはたどり着けなくて、今現在も未解決。
ザカリアもマギーも殺し方がすごい。
でも面白いよね。ザカリアは殺しに疲れちゃって、マギーはそれを察して離れて生きることになったふたり。それでも忘れられなくて探し出したいザカリア。
「目には目を歯には歯を」の本当の意味
ガンジーは「”目には目を”は世界を盲目にする」って言ってるけど、違くない?最後の一人は目が片方残る、だって相手は両目を潰されてるんだから片方の目が残ってるやつは逃げて隠れればいいんだよ!ガンジーは間違ってたのに誰も言い出せなかったんだ!!!って、ビリーが得意げに言ってる意味がわからなくて調べたんだけど、結局わからず…。
でも調べるなかで、大発見!っていうか、知らなかった!
この言葉、ハムラビ法典に出てくるんだけど、「やられたらやり返せ」っていう意味ではなかったの!
原文に忠実に訳すと「目には目で、歯には歯で」となるらしい。
「目を潰してしまったら自らの目で償い、歯を折ってしまった罪には自らの歯で償う」っていうニュアンスなんだって。
同害報復ではなく過度な報復を防ぐための法だった…って知ってた?
イスラム教のコーランにも載っていて、続きがあった。
報復せず許すならば、それは自分の罪の償いになる。…んですって!
ガンジーやイエスやら、名だたる有名人がこの言葉を派生させて名言を残してるんだね。でも誰一人復讐を勧めてないんだよね。
でも許すって難しいよね。
意外と日本人は復讐好きじゃない?
目には目をって言って、あの人がこうだから私もああしてもいいよね?みたいなのも多くない?
類は友を呼ぶのか、友だから類になるのか。
「目には目を、歯には歯を」でもうビクビクしなくてもいい。
みなさん、良い週末を。
海外ドラマ『ウェントワース女子刑務所』シーズン6第8話/革の手袋の感想を独り言。忘れることができるから人は生きていける。
ウェントワースの問題児ソニアが殺されて、緊迫した状況が一旦落ち着いたけどどんな展開が待ってるの?
ソニアってずる賢くて自己中なんだけど、絵的には品があって凛としてて綺麗だったのよね。歳をとっても美しさがあるっていうのは、まだその年齢に達してない女たちに勇気をくれる。
さて、今後の盛り上がりはマリー中心かな?
***********ネタバレ*****************************
トップドッグが一皮剥けた!
カズの服役の理由は傷害罪(懲役10年)。
過激派自警団の「レッド・ライト・ハンド」のリーダーで男に暴行を加えて服役。
根っからの悪ってわけでもないんだよなぁ。
だからソニアを殺してしまったことに罪悪感を抱いているんじゃないかなって心配だったのに、なんのその。
意図的に殺したわけでもないのに、みんなからは賞賛されて一目置かれるようになってなんだか有頂天。いや、ここまでカズが変わったのは、刑期20年が伸びてもうウェントワースでトップドッグとして生きる覚悟というか、開き直り見たいのがあるのかな?
カズって何歳設定?50くらい?あと20年で70かぁ…70のトップドッグかぁ…いけるか。ソニアもリズも50オーバーだろうけど、まだまだいけるもんね。人殺すくらいの気力と体力はまだまだあったもんね。
刑務所で非暴力なんて無理なんだよね。そもそもカズってカリスマ的なものはあんまりなくない?ビーやフランキーみたいなトップドックとは違うよね。
カズが夢を語ってたね。
カズ「レッド・ライト・ハンドよ。仮釈放者の更生施設を作るの。薬物や売春でマリーたちと縁を切らせるわ。」
なんて志が高いの!そのためには資金集めもすると。本気だよ。
え?じゃあ、出る気満々じゃんね。
人殺したら、なんだか輝き出しちゃったよカズさん。どうした?
ウィルまで突き放しちゃって、どうしたのよ?
マイルズのグレートジョブ!
好きなのはお金だけじゃなかったー!
何事も客観的に見てて、感情的に流されることなく、仕事を楽しんでるマイルズ。
いつもクールなマイルズが、今回のルビーの件は見て見ぬ振りできなかったんだね。
これだからマイルズのことを、嫌いにはなれないんだよね。わたし。
こうゆう生き方できたらいいよなって思う。
周りの人に振り回されることなく淡々と生活したい。
ゆるーい自分ルールのなかで生きたい。
自分が囚人と賭けをしてることはバレたくないから、頼ったのはアリーだったね。
アリーは文字通り、体を張って止めました。誘惑しました。
女子刑務所だからなのか、本当に女子の間でチュッチュチュッチュが多い。
わたし、俳優になったらできるかな?小汚いおじさんとチュッチュするのと、女子とチュッチュするのとどっちがしんどい?…小汚いおっさんとはいえ俳優だから本当に小汚くはないだろう。でも女子かな?フレンチ・キスどころじゃないしなぁ…どうしよう…。もうわたしの歳だと綺麗どころのポジションでは無理だし、求められるのは演技だろうし。リアリティーが求められるとなると、本気でぶつかってくるであろうおじさんのほうがいいのかな。
スカウトされた時に本気で考えるわ。
黒目の大きなヴェラのピンチ
ヴェラが好き。ダサいパジャマが好き。不器用なところが好き。
ひとの話をそのまん丸の大きな黒目でしっかり聞くところが好き。あれ?黒目じゃなかったね。
いつも公平、公正で好き。眉間に刻まれる溝も好き。
幸せになって欲しいのに…ジェイクがこんなに想ってくれてるのに…ばかー!!!
早とちりの勘違いで、余計なことまで口走っちゃったよーーー!!!
すれ違いのふたり。想い合ってるのにね。
ジェイクが人でなしのろくでなしだったのを忘れそうになってたのはわたしだね。
ヴェラは忘れてない。まだ、傷が塞がってない。
人に裏切られた痛みって、時間が解決してくれるって言うけどそうかな?
確かに人間には治癒力が備わっていて、時間が癒してくれるところも大きいけど、治してくれるのって裏切った人が一番の薬だよね。
それができることって少ないからトラウマになるんだけど。
裏切ったのはその人なのに、その後の人生では他の人まで疑って、信用できなくなっちゃって。
辛いよね。裏切るって罪深いよね。
忘れられたらいいのにね。忘れようとすればするほど忘れなくてね。
ウィルもそうだね。忘れたいんだよね。マリーさんはセクシーだね。
打って変わって、
忘れたくないことまで忘れてしまうのが認知症でね、リズの認知症が進行してきたね。
悲しいよ。
でもさ、忘れそうになってたけどリズもなかなかのことしてきたよね?
仲間を売ってさ、まんまと男に溺れてさ。
でも、もう今となっては穏やかに過ごして欲しいよ。
忘れることができるから、人は生きていける
と、思うのですよ。
わたし、昔のことをどんどん忘れていくんですよ。びっくりするぐらい。
厳密に言うと、「忘れる」わけではなくて「思い出さない」だけらしいよ。
記憶というのは潜在意識に蓄積されていて思い出すことがあるか、ないのかの違いなんだって。
ふと何かのきっかけがあれば、昔を思い出すというのはそうゆうことらしいよ。
ってことは、わたしは思い出すことがないんだわね。
直観力というのもこの蓄積された記憶に寄るところが大きくて、その思い出は思い出さなくても「なんとなくこっちの方がいい気がする!」っていう感覚として出てくるらしい。
わたしの直感はちゃんと根拠が合ったわけだ。
思い出さないから、説明できないけど。「なんとなく…」としか言えないことが多い。
思い出すきっかけがないのか、思い出したくないのか、今がよければいいのか。
ルビーは事故で記憶障害があるって、お姉ちゃんがマリーに言ったけど…覚えてた。
思い出しちゃった?理解しちゃった?
まさか、マリーとルビーがアリーへの恋敵以外のところで繋がるとは…。
絶対黙っとけ!!!バレるなよー!!!殺されるぞ!!!
マリーの息子って有名だったの?
同じ息子をもつ母親として、すごくマリーに同情しちゃってたよ。
まさかレイパーだとは知らず。
ルビーの病気に関しては、
てんかん、脳動脈瘤、記憶障害いろいろと諸説あり。
てんかんは脳が傷ついて起こるから事故が原因とも考えられるけど、脳動脈瘤はほとんどが先天性らしいよ。
そもそもてんかんと脳動脈瘤は全く別の疾患だしね。
かなりルビーの脳は傷を負っているのは確かで、ボクシングが死ぬほど好きっていくのも確かで、でも一番はアリーが好きでした。
そんなアリーはマリーが好きなんだろうよ。マリーに対して裏切られた気持ちは持ってるから、そんな簡単にはなびかないよ!許さないよ!って感じだったのに、図書室のやり取り見てたらだいぶ柔和な感じで、ちょっとアリー簡単すぎない?って…やっぱり傷つけられた人は傷つけた人に癒されちゃうんだよ。
裏切ろうとしとか騙そうとしてとかではなく結果的に傷つけてしまった人となら、信頼回復はできるし、してもいいね。あの時はなんで?とかどうして?って聞きたいよね。納得したいよね。
また同じ痛い目に遭わなければね。
もうそしたらさ、思い出さないくらいの潜在の潜在の深い深いところに埋め込んでさ、もう一生思い出さないくらいにしてさ。
向き合うと辛すぎることってあるじゃん?
向き合う気になったら出せばいいよ。
やっぱり、人間の忘れる(思い出せない)能力って大切だよね。
って、忘れた頃にやってきたファーガソンの革手袋!!!
なんなのよ!なんなのよ!なんなのよ!
生きてるの?ちょっとーやめてよー今出てきたら、ドラマが安っぽくなっちゃう!!!
会いたいよ、ファーガソンには。
でも、ドラマでよくありがちな実は生きてました的なのはいらない!
ファーガソン。頼むから、どうぞ棺に収まりください。
ブログ初心者がはてなブログ1ヶ月継続記念に、弱音を吐きまくる!
ブログ当初から「生きづらい!」とブログで嘆いているんだけど、嘆いているだけじゃなくて生きやすくするために試行錯誤してるんだよね。これでもさ。
この冬で、
タバコ(これは夏に辞めた)と仕事を辞めて、ヨガとブログ始めて、また新しい仕事を始めた。
わたし冬季うつのようなものになるくらい冬は苦手で、そんな冬に冬眠どころか激動のなかを過ごしたんだよね。春の訪れとともに気持ちも生活も落ち着いてきて、一息ついてしまったんだよね。
そしたら、ギックリ腰も同時に訪れました。
萎えるわけですよ。
明日から始業式だっつーのに。
それで弱音も吐息のように出るようになっちゃって。
というわけで、生活の弱音はともかく、ブログに対する弱音を吐きたい!
今日までの約1ヶ月で22記事、思いつくまま書いてきた。
で、ふと立ち止まってみるとなかなか課題が多くて、問題も多くて、でも思うように改善できなくて、ぎっくり腰の痛さもあって泣いちゃうぞっ!と。
改善したいところを整理しつつ、弱音を吐きまくってやる!!!
ブログをパワーアップさせたい!!!
「ブログ初心者が1ヶ月で〜」「主婦が〜」っていう記事をよく見かけるけど、絶対初心者じゃない。分析できてるじゃん。画像張り付いてるじゃん。
スタートが違うじゃないの?自転車は乗れてたよね?今手放し運転練習中?
こっち、自転車の練習始めたばっかで、まだ補助輪だから。
でも、もう少しやってみたいとは思うんだよね。
使っていい画像と使ってはいけない画像の見分け方?
著作権やら引用やら、ネットに溢れている中で何をどう使っていいのか全くわからない!無料画像に登録したけど、解凍して使うとか難しいし、めんどくさい。
目次ほか、記事を見やすくする工夫がしたい
特に携帯でみるとき、つまんない。
カスタマイズはいろんな人の記事で勉強させてもらえて、みんなの優しさに触れ温かい気持ちでブログのカスタマイズを書かれているがままやったよ。
見栄えもよくなったところで、力尽きた感。もうこれ以上難しいことできない…。
それでも記事はもっと見やすくできるはず。
目次とか、目次とか、目次とか…いやぁ、何をすればいいのかも、何を検索すればいいのかもよくわかんない。
キャプチャー?はどうやってやるの?
みんなツイッターの画像とかどうやってるの?ちなみに、わたし携帯ではスクリーンをパシャってできるけど、携帯で記事書いてるわけではないよね?
PCでもできるんでしょ?あとさ、それって勝手に使っていいの?
URLの貼り付けってどうやるの?
◯◯◯さん(ツイッター)
よく見かけるんだけど、この青色部分のURLってどうやって紹介するの?
例えばトップに記事のURLを貼る箇所が3箇所あるんだけど、URLが見つけられない…たぶんhttps://なんだろうけど、htmlに入れ込んでいくとわからない。
あれだね、あんまり夜分遅くにやらないほうがいいね。目とかね、元気なときにやらないとね。
アナリティクス・サーチコンソールいれてても、宝の持ち腐れ
見方わかんなきゃ、宝の持ち腐れじゃん。
いれられたことに満足しちゃうやつ。
携帯でもPVカウントできるアプリを2ついれてるけど、カウント数違うんだけどいいの?
プライバシーポリシー入れたけど、なにの審査に通すの?
アドセンス?の審査に通せばいいの?
一発で合格したほうがいいって、誰がgoサイン出してくれるの?
仕組みとかザッとは勉強したけど、そもそもわからない言葉ばかり。
先人たちはこれを独学なり何なりで勉強したのかと思うと、尊敬っす。
おじいちゃんおばあちゃんがスマホ教室に通ってメールを送れるようになるって、こんなにハードルが高いことだったんだね。そんな気分。
自分のブログの方向性がわからない
時間がないなかで、好きじゃないとできないよ。
硬い、強固な稼ぐ!稼いでやる!っていう意思を持たなきゃ、勉強できないよ。
唯一やっぱり根本的に好きなのは、映画を観ることみたい。
ずーーーーーーーーっと続いているのは、キッチンでiPadでhulu観ること。
キッチンムービーガー。
書くことは好きなんだけど、小説とかではない。
体験して感じたこと発信するのは好きだけど、情報をたくさん詰め込んでプレゼンできるわけではない。
話し言葉の方が気持ちを表せるけど、ですますの方が書きやすい。混在しちゃう。
おしゃれな素材とか英語わかんなきゃだめ?
写真もフォントも、もともとインテリア好きだしこだわりたいんだけど、基本英語のサイトじゃない?
Macが使いにくいってことはない?
そもそも、仕事ではMacを使ったことなくて、インテリア的にMacにしたし、携帯もiphoneなんだけど…キーボード誤操作、誤変換(勝手にひらがなでいいのに漢字にしてくれちゃうとか)多くない?
色々と難しく感じるのは、合ってないのかな?
MacBookと一緒に優雅にカフェ行きたいのに、眉間にしわ寄っちゃうよ。
まだ、MacBook 持ってないけど。iPadじゃもっと深いシワになっちゃうしね。
はてなブログの使い方がさっぱり
あんまりガツガツしたくないし、なれない性分なんだけど、稼ぎはあればいい。
で、はてなブログは繋がりやすいっていろんな記事に書いてあったけど、今のところ友達ゼロ。
というか、記事がどこにあるのかわからないんだよ!
グーグル先生で検索した記事がたまたまはてなブログだったってことはあるの。
あとはツイッタやってるから、そこではてなブログをフォローしてるからね、そこから。
ブクマ数で出てくる記事ってなんか求めているものと違かったり。
ツーか、本当にわたしの記事って表示されてるの?
どこに?
愛情の反対って無関心って知ってる?全く音沙汰ないけど?
あ、やることが明確になった!
ひとつひとつ勉強するしかないんだけどさ、モチベーションを保つことが一番難かしいんだよね。継続継続ってどの記事を見ても書いてあるもんね。
紹介されてる本も読んでみようかな。
でもさ、焦ってはいないんだけど、近道とまでは行かなくてもこんなに情報が溢れているんだから無駄なことはしたくないっていう気持ちがあるんだろうね。
やっぱり、時間のなさが課題。合理的に、みたいな。
稼ぐことにそこまで本気になれなくて、でもかく楽しみはあって。
楽に生きたい、自分や家族を大切にしたいって思って生活を変えたのに、今度はブログに振り回されたくないとも思っていて。
このぎっくり腰も、なんなんだよって。
ぼちぼちですな。焦らずに。自分らしく、ブログを続けよう。
窒息寸前!海外ドラマ『ホームランド』シーズン7スタート!
Huluでシーズン7が配信スタート!…してた!
慌ててシーズン6を観アゲイン。衝撃アゲイン。泣きアゲイン。
『ホームランド』の魅力
クレア・デインズ演じるキャリー
主演クレア・デインズご存知ですか?
シェイクスピアの「ロミオ&ジュリエット」の現代版を映画化、このジュリエット役がクレアだったんだよね。当時映画館で観たわたしは、大人になったらこんな恋をするんだとときがめいたわけですよ。当時付き合ってた人と観に行ったんだけど、映画館出た時は彼氏が霞んだよね。ロミオの前じゃ…。
この天使がホームランドでは双極性障害のCIA役というから、脳内のクレアが追いつかない感じ。
『ホームランド』での鬼気迫る演技に、クレアを心配した視聴者から「クレアにお休みをあげて!」という内容の手紙やメールがTV局に届いたんだって!
CIAっていうと『コバートアフェア』のアリーみたいに、いつも沈着冷静で機転が利いて仲間と共にスマートにテロと戦う!もちろん美人。
が、今までの海外ドラマに多いパティーンだったはず。
キャリーは病気のせいで瞳孔開きっぱなしのアドレナリンがとめどなく溢れながらのハイテンションで、誰彼構わず息も荒く噛み付いて、極限の状態でギリギリテロを防ぐという、こちらも観てて息もつけませんよ。その緊迫した状況に。息止めてる。
人気の秘密はリアリティーさ
オバマ前大統領も『ホームランド』の大ファンだそうで、DVDも揃えているらしい。
2001.9.11同時多発テロ、アメリカ本土に対する最悪の攻撃を受けたアメリカ人、だけではないね、世界の人々がテロの脅威を目の当たりにしたわけなんだけど…。
当時テレビ中継を観ていたわたしは、あまりの衝撃映像のせいで映画の撮影か何かと思ったからね。現実として受け止められなかったもんね。
テロに関する国際情勢を扱うドラマや映画は、とてつもなく神経質になるからあまりリアリティーを追求しないことが多いよね。ひとりのヒーローやヒロインが爆弾や化学兵器をあと1秒のところで止める!みたいな、漫画チックというか、現実の世界では起こり得ないようなことが起きるよね、読める読める、先が読める、そしてハッピーエンド。
『ホームランド』はそうゆう意味では地味。
ドッカンドッカンしないし、なんならキャリーが一番の戦車。騒がしい。
でも心理戦、頭脳戦が盛りだくさんで、ひと時も目が離せないんだよね。
心理描写が細かいところまで描かれていて、日本人のわたしでも登場人物一人一人に感情移入できるんだよなぁ。
ブロリーも最初は顔が好みじゃなかったのに…もうね、このブロリーの運命…宿命を思うと泣けてくるよ。いつの間にか好きになってた…恋してた。顔じゃないんだねって思った。いや、顔もかっこ良くさえ見えてくるからね。
映画のジャンルはサイコスリラーとかスパイスリラーって紹介されているんだけど、もちろん間違ってないんだけど、なんか違う。
現代社会の闇の息の詰まる攻防戦をスリリングに描いた、究極のヒューマンドラマ。
結局はテロも政治も戦争も人間対人間なんだよね。
愛する人、家族がいるのよ。
なのにキャリーは孤独で、その孤独を唯一埋められたのはブロリーなんだもん。
この脚本考えた人は間違いなく天才だし、頭おかしい。
JAZZ
基本、映画や海外ドラマとその挿入歌ってチェックしたくて。
音楽はその映画やドラマを作るパースの重要な役割だと思っているからね。
で、『ホームランド』は JAZZときた。確かにぴったり。
JAZZは即興曲で、セッションすることで音楽が奏でられてくよね。
不協和音を選んだり、リズムも予想できないし、とにかく不安定な音楽なイメージなんだけど、これがまさにキャリーのイメージそのもの。
一刻一刻時状況が代わり、人間と人間のひとつひとつのことばのやり取り、人間の行動ひとつで大きなことが一瞬にして動いたりする、まさにこのドラマそのもの。
実際にキャリーはJAZZピアニストのセロニアス・モンクのファンだという設定みたいだね。
わたしが日常的に『ホームランド』のBGMを聞くことはかなり難しい。
黒人が理不尽な差別から癒されるためにJAZZを聴いたらしい。
もっと癒されるJAZZもあっただろうけど、『ホームランド』自体が癒しなんてものとは全く無縁のドラマですからね。
ただならぬ製作陣の想いを感じますよ。よくぞJAZZ使ったな、と。
キャリーの双極性障害と駆け引きと、スリリングな状況が、JAZZによってもうこれでもかってくらい伝わってきて、病みます。多分製作陣病んでる。
あれだよ、日本で言ったらお化け出るときのヒュードロドロみたいなやつ?
聴いただけで背筋がヒヤってする感じ?なんか違う?まぁ、いいや。
音楽にもぜひ注目してほしいよ。怖いから。
謎の男、闇を抱える男、信じきれない男、怪しい男、姑息な男、時々いい男
出てくる男をザッと紹介したいのですが、どいつもこいつも、ね。
頭がいい。故にみんな油断できない男たち。
ちょっと気を許したら痛い目に遭うからね。
ちょっと信じたら見事に裏切られるからね。
男なんて!ってやつですよ。
シーズン7にもなると関係性はぐっちゃぐちゃだから。
敵になったり味方になったり、騙したり騙されたり、もうマーブル。
そんななか、ひとり奮闘するキャリーはやっぱり応援したくなる。
みんな自分なりの正義のためなんだとわかっているし、キャリーは強引なときもあるけどやっぱりキャリーは最後の頼みの綱になるね。
クインはオーランド・ブルームではない!
クイン役はルパート・フレンド。
オーランド・ブルームではない。もっと甘くない。
唯一のそういうポジションだから。そういうっていうのは、わかるよね?
左がオーランド、右がルパート。間違えるわけないよね。
目が黒いと親近感もてるね。他のパーツは思いっきりほり深で日本人には程遠いけど。
ちゃんと、女子がきゃっきゃきゃっきゃするポジンションの人もいます。
用意されてますので、安心してください。
そして、人間の強さと弱さを考えるよね。
地球人のひとりとして、この国際問題を知っておかなきゃね。
観はじめたら、息するの忘れないでね!
海外ドラマ『ウェントワース女子刑務所』シーズン6第7話/失脚の感想を独り言。痛みはいつ消えるの?
第7話で大きな局面を迎えました!
ソニア、リズ、カズ、そしてウィル、それぞれが緊張のピーク!
精神的に追い詰められていく様子に、目が離せません!
***********ネタバレ*********************************
ソーニャ
この人はサイコパスなんだろうね。
スパイクに殴られて、ベッドに寝てるときにリズとの会話、聞きました?
リズ「あなたは恵まれてた。お金も権力も名声もあったのに、人を殺した。無実の人を何度も繰り返した。」
ソーニャ「あなたの欠点は二流の人生で満足していたこと。結婚も子供も。そんな人は他人の踏み台になるしかない。私たちはあなたを踏み台にしてトップまでのし上がる。」
リズ「そこに何があるの?」
ソーニャ「最大の力は何だと?他人の命を支配すること、終わりを決めることよ。」
怖い。何人も殺しても罪悪感を持たないわけだ。
トップだから他人の命を奪えると思ってるんだもの、道徳的なことを説いたとしても無理だよね。
ソーニャもこの衝動は止められないし、快感だと言っておられます…。
そんな無敵なソーニャも殺されることには怯えるんだね。
サイコパスでも自分が死ぬことには恐怖を感じるようで、今までどんなことがあっても冷静で取り乱すようなこともなかったのに、恐怖に怯える様子は見ものでした。
刑務所に入っていてもいつも化粧をして、囚人服もシャツでいつも優雅に足を組んで紅茶を飲んでたのにね。
マリーと組んでカズを陥れようと企んで、リズを利用して釈放を企んで、頭がキレるのは間違い無いけど、限界はあるようです。
やはり正義は勝つ…って言えるのかな?だって、カズに殺される形で死んじゃうんだもん。裁かれないし、カズに殺させないで欲しかった。死ぬって狡い。
サイコパスが追い詰められたとき、が見たかった。
ウィル
ソーニャとは対照的にファーガソンを生き埋めにした罪悪感で、どんどん壊れてしまって…可哀想に。ウィルは女の囚人に慰められることが多いのは、みんな母性をくすぐられるのかな?
囚人たちってみんな大きな傷を持ってる人が多いんだろうね。だから、同じように傷ついてる人に寄り添えるのかな?ウィルって過酷な人生だもんね。ビーもカズもウィルに対しては心開いてたよね。
で、今回はマリーに体と共に慰められてるね。
誰かに慰められたい、慰め合いたいと思ったときに、SEXっていう方法をとるのは万国共通なの?日本人もそう?
彼氏の愚痴を聞いてもらってた男友達と付き合うっていう話は、よくある話だけどさ。
特に刑務所では弱みを見せられないから、強がってるんだよね、いつもいつも。
そんなときに優しくされて、自分のいっぱいいっぱいの気持ちを丸ごと受け止めてくれたら、ダムみたいに崩れちゃうよね。わかる。
しかも、あんなまん丸の目で、嘘偽り無いことばでさ。わかる。
わかるけど服は脱がない。
でもさ、でもさ、なんか中年の綺麗なおばさんなわけじゃん?マリーって。
看守とSEXなんて、なんかいいよね。潤う感じがさ。
だとしても服は脱がないけどさ。
ファーガソンの幻影もマリーとの戯れの中では消え失せるわけですよ。
もうさ、誰かもっと早くにウィルをハグしてればよかったんだよ。
あれ?カズはおでこにチューしたよね?おでこにチューはダメ見たいね、癒しの効果は薄いみたい。大の男のおでこにチューはちょっとあれだよね。
私もさ、変なママ友がいたら誰か抱いてやれよって思うようにしてるもん。
ギスギスしちゃってる人にはね。全くの偏見と勝手な解釈だけど。
アリー
そしてアリー。可愛いアリー。
カズのトップドッグの立場を守るために、犠牲になちまったよ。
ここで、注目すべきはアリーの頭の良さだね。フランキーとの脱獄計画のときも、短い時間で機転を効かせて自分は犠牲になって、誰にとってもサプライズなフランキー脱獄劇とファーガソン抹殺のベストプランを練り上げましたしね。
アリーを嵌めた犯人がソーニャだということに気がついてたから、いくらルビーがカズへの怒りを露わにしても、カズを庇ってたね。とても冷静。
他の囚人だったら、もう顔を真っ赤にして報復だ報復だって仕返しに行ってるよ。
カズに言ってた。
アリー「ソーニャを黙らせて。このままだと第2のファーガソンになるよ。」
と。わかってらっしゃる。ふたりとも、サイコパスとソシオパスかな。
人を操るのが上手くて、自分の目的のためには手段を選ばない。人を殺してでも。
他者と心を通わせるのが難しい
ソーニャは先天的で、ファーガソンは後天的な感じ。
ソーニャも綺麗好きっぽいけど、ファーガソンは強迫性障害の潔癖症だったしね。
ファーガソンのバックグラウンドをやってたけど…もう一回観ておくわ。
確か虐待された過去だったような…。
ファーガソンは彼女なりに葛藤があって苦しんでたけど、ソーニャはただただ自分の利益にしか興味ないもんね。
リズ
アルコールに溺れてウェントワースに来たリズを、若年性認知症になるようにキャラしたのはお見事だなぁ。アルコールが脳に影響する警告的な?ブーマーもお母さんが妊娠中にもお酒を飲んでたって言ってたね。アルコール依存症は日本よりも警告されているのか魔しれないね。
ソーニャに振り回されっぱなしで、人生も狂わされてしまったけど、最後の最後に逆転したね。リズとヴェラの完全勝利だったね。わたしも観ながらニヤニヤしてガッツポーズしちゃったもん。
ヴェラのいつも公平で誠実であろうとして、でも静かな青い炎が内でメラメラしている感じ、好きだなあ。
と、完全勝利と思いきや、殺されそうになるし、ソーニャに死んではほしくなかったよね。カズに人殺しにもなってほしくなかったよね。
わたしが殺したって、カズを庇ってたね。
リズはアル中じゃなかったら、刑務所とは無縁の優しいお母さんだったんだろうな。
屋上に行ったのもそもそもがドンに会いたくてっていうのも切ないよ。
ドンに執着するのも病気のせいなんだろうけど、恋してたんだろうよ。
今でも会いたいんだろうよ。
痛みはいつ消えるの?
ウィルがマリーに聞いていたんだよ。
マリー「心と体がバラバラだった。」
ウィル「克服できた?」
それはそれは、切実に聞いてた。
痛みとか辛さって、いつ消えるのかわからないのが辛いよね。
ゴールが見えてたら耐えられる。
ずっと辛いまま、ずっと痛いままっていうのが不安にさせるんだよ。
ウィルもマリーもいつまで続くかわからない痛みに長い間苦しんでいて、ドラックで休憩するような感覚なのかも。
ドラッグよりはいいかもね。私も服脱がかもしれない。
というわけで、第7話はソーニャが死んだ(っぽい)ところで終わりました。
ソーニャ問題が片付いたら、他の問題ってなに?ってくらい落ち着いちゃったきがするけど。
カズVSマリー、リタVSマリーか。
マリーもなかな読めないもんな。
カズとマリーでウィルの取り合いってことはないのかね?
くーっ!!!楽しみだーーーっ!!!
寝不足覚悟!海外ドラマ『ウェントワース女子刑務所』シーズン6スタート!
映画はキッチンに立ってるときだけと決めているはずなのに、あまりの面白さに睡眠時間削ってシーズン5まで観たドラマ。
いつの間にかHuluでシーズン6が始まって、これまた睡眠時間削って第5話まで感想も書かずに観てしまった…面白すぎる…。
『ウェンストワース女子刑務所』 の魅力
オーストラリアドラマ
海外ドラマでは珍しいオーストラリアドラマ。
オーストラリアで人気だった「Prisoner: Cell Block H」(1979〜1986)のリメイクドラマなんだって。
アメリカのドラマとは雰囲気が違うから、とても新鮮なんだよね!
オーストラリア英語もなんかほっこり。
アメリカの海外ドラマは基本的にヒロインやヒーローが超絶美女、美男。
でもウェンストワースの登場人物は…リアルとでも言っとこうかな。
俳優陣をwikiで調べると、まぁ別人。
ブスになるメイクでもして撮影してるのかな?ってくらい。
アーストラリア牛っていうのが日本のスーパーに並んでるくらいだから、オーストラリアは牛に溢れているんだろうなってくらい、ファットな全裸も衝撃。
ないよ、そんなドラマ。絵的にテレビに映さないよ。
(余談だけど、刑務所は綺麗。シャワー室も個室も、快適そう、絵的には。)
その顔と体で感情むき出しに、怒りやら悲しみやらを全身で表現しますからね。
こちらの観てる側の緊張感も半端ないですよ。本気ですよ、こっちも。
オーストラリアって移民を受け入れてきたから多文化主義国家らしく、俳優たちが多種多様で面白い!
お国柄的には「違い」に寛容なんだろうけど、差別なんかも垣間見れたりするんだよね。
LGBT、特にレズに対してはかなりオープンな模様。
9割刑務所でたまにオーストラリアの日常、文化的なものが少しだけ見えるんだけど、それも刑務所に入るような犯罪者のバックグラウンドだし、なんせ興味深い。
さらに日系オーストラリア人も多いからか、西洋的な顔立ちよりも結構親近感をもてるんだよね。犯罪者だけど、オーストラリア人だけど、人間なんだなって思う。
(まぁ、これはアメリカの海外ドラマを観てても十分に感情移入できるんだけどね。)
とにかく、オーストラリアに対するイメージが変わるかもしれないね。
刑務所で囚人と看守が入り混じってドッカンバトル
ほとんど刑務所しか映らないし、出てくるのは囚人と看守なんだけど、人間味溢れる人間たちが人間味に飲み込まれて、人間味をなくさなければならなかったり、人間味に救われたりする、とにかくヒューマンドラマ。
ヒューマンたちの仁と義がない戦い。しかも女だらけ。姐さんがいっぱい。
ただ、姐さんと違うのは、なんかどこかリアル。リアルでありそう。チャカなし戦。
頭脳戦、心理戦、肉弾戦…戦うわ戦うわ…おちおち寝てもいられない。
根回しに次ぐ根回し。
でもそれは自分のプライドのためだけではないの。
そんな単純な話じゃないのよ!!!
また、看守がいい役揃い。こちらも囚人たちに負けないくらいの人間味。
この人間味溢れるキャラクターたちを、とんでもストーリーで構成していくと、目が離せない展開になり、衝撃と鳥肌の連続で、のしかかる重厚感と理不尽差さで、観てるあいだたぶん瞳孔ひらいちゃってるよ!
シーズン6まで、次々とスポット的な人物が変わっていくんだけど、なかなかダレないのはGOTと同じくらい、抜群にそれぞれのキャラクターがいいからだろうな。
設定もしっかり練られていて、伏線の回収も凄い。
なのに、リアル。
こうゆうやついるよなーとかこうなるよなぁーみたいなのがたくさんあるんだよね。
ただやっぱり…恋愛に関してはこうなるよなぁーとは、なかなかスラっと思えないのは、まだまだ性に対して私も偏見があるのかもしれん。
主題歌
この曲から始まるからこそのこのドラマ。最高。
Wentworth You Don't Know Me
ウェントワースのおしゃれ番長ブリジット
ブリジットは刑務所のカウンセラー。
囚人服と看守の制服しか出てこないなかで、おしゃれ番長の称号をもらっても嬉しくないっていうかもしれないけど。
手術着の色したジャージしか出てこないからね。
いやしかし、外の世界に出たってひときわ輝いてるよブリジット!
センスも精神的にも、間違いなく艶女。必見。
ドラマ的にもキーパーソンになっているし、S6では大変なことになっちゃうけど…駆け引き裏切り探り合いのなかで、この人は間違いなく天使。
波乱万丈はドラマで味わえ
「普通の主婦が刑務所で伝説のトップドッグに成り上がっていくドラマ」って謳ってるけど…たぶん普通の主婦じゃない。
ときめきじゃない方のドキドキは凄まじい。
血がだめ、暴力だめ、なら失神する。
こんなにこんなに面白いのに、私の周りで観たっていう人はいないんだよな。
なんでだろ?女子にはウケないのかな?そんなことないよね?
負けるー!絶対勝てないー!刑務所には絶対入りたくないー!!!
でも観てるぶんには超面白いー!
トップになるのは大変。
だけど、トップを維持するのはもっと大変。想像以上。
まとめるためには自分の意図しないこともせざるを得ないし。
いつ誰がトップの座を狙ってくるかもわからない。
そして、弱みを見せられない。
追ってるうちはいい。
追われる立場のほうが辛い。
大人になると、どんどん保守的になっていくよね。
いろんなものを内に秘めて。
だからこそ、これだけ仕掛けられるっていうのは気持ちいい。
波乱万丈はこのドラマで。